金遣いの荒い客を呼び込むなら、クレジットカードは必須で。

今回は、そこそこ続いている風俗店さん向けの話になりますが、これからデリヘルを起業したい方も商売的な考え方は参考なると思うので(たぶん)、辛抱して読んで下さいな。
まず、わたくしはクレジットカードの導入を絶対ススメるわけだが、本音をいえば現金商売が旨みの風俗店にとりクレジットカードは不都合が結構ある。
そもそもクレジットカードで会計する風俗客は正直少ない。
少ないうえにカード決済されると経費も手間もかかるし、運が悪いと間に入る代理店が倒産して入金されないケースだってある。(風俗店は一般のお店と違って直接カード会社の加盟店にはなれないからだ)
あと、ここは小声になるが、税務署の調査が入ると証拠が残っているのでカード決済からの売上げを抜くこともできない。
しかしだ。クレジットカードを導入すべき大きなメリットをこんな視点で語ってみようと思います。
クレジットカードを使う層

今の時代、カードは学生でも主婦でも持てるわけだが、カードの利用率になると話は変わってくる。やはり大都市部で利用は多く、その中でも一番多くカード決済をするのは首都圏になり年齢層は40~50代。
しかも、カード利用額が多ければ多いほど収入も高い傾向にある。当たり前だが、収入が少なければカードの審査も通らないからだ。
ここがポイントです。
貧乏な若者しか来ないファミレスやマックなら現金決済のみでいいでしょう。しかし、デリヘルはそうはいきません。
高級デリにもなると3万円を超えるし、そういったお金を使える層がデ30~50代とすれば、客単価が高いおっさんを狙うならカード決済は必要になりますよね。
又、キャバクラほどの利益率の高い商品(酒)はないが、風俗店のコース料金だって利益率は全てが同じではない。ロングコースほど利益率も上がるでしょ。
金遣いの荒い客を呼び込む

なにをいいたいのかをまとめると・・・
お客は全て同じではない。金遣いの荒い中小企業経営者なんかは、一般客の何倍もお金を使ってくれるし気に入ってくれれば店に何度も足を運んでくれる可能性が高くなる。
さすがに風俗では『20%の客が80%の売上げを占める』なんてことにはないだろうが、『40%の客が60%の売上げを占める』くらいはあるはずだ。
であれば、優良客が来やすく、お金を使いたくなる仕組みや工夫は当たり前のことなんである。
しかも、こういった客層は数パーセントの手数料とかごちゃごちゃ考えなくてもよろしい。
20%も取るとボッタクリ感が漂うが、多少の差をいちいち気にして遊ぶことはない。キャバクラなんかはこれが躊躇に現る。つまり、お金持ちほど細かいことを気にしないのだ。ただし、金持ち客はカード決済ができるだけで来るわけじゃないので念のため。
本日の格言
お金を使いたくなる仕組みを考えよう。