50代から始めたデリヘル経営

ぶっちゃげ、風俗を含むエロを商売とするアダルト産業の価値は、年々下がり続けています。
日本のデリヘルを利用する場合、ホテル代込でも2万円~3万円だし、激安な箱ヘルでは1万円でおつりがくる。
しかもAV産業なんてもっと酷くて、トップレベルの女優ですら1回の出演料が100万円を超えることは今では稀になりました。
最初は1回100万円のギャラで契約したトップレベルの単体女優も、回数を重ねるごとに視聴者が飽きてくるのでどんどん安くなっていき、すぐに10万円とか20万円まで下落します。
日本中に配信されるリスクがあるのにも関わらず、この金額になるのがエロ産業の現実。そう考えれば、デリヘル店の商売単価がオシャレなレストラン行くより安いのも分かるよなぁ。
風俗経営の基本

大きな視点で見るとエロ商売の価値は下がり続けていますし、現在の若者は草食男子なんていわれていますが、オスとしての『欲望』や『性質』が変わることはありません。
男の欲望は本能であり、子孫を残す性質は古代から変わることがないので、常に需要はあるからです。
だから年齢問わず『良い女系』の需要はいくらでもあり、イメクラだろうが人妻だろうがそういった女の子を揃えているデリヘル店はやっぱり儲かっていますよね。
いくら単価が下がったとはいえ儲かっている店舗が実在するので、風俗経営は質の良い女の子を確保しさえすれば良いことになる・・・。こういっちゃうと、今までサイトやブログなど集客法についてあれこれ書いてきたことが身も蓋もない感じになりますが、正直、これが風俗の基本です。
50代から始めたデリヘル経営

今から6年前、ある地方にデリヘルをオープンさせた50代の男がいました。この男は経営者であり、店長でもあり、電話番もこなしています。
その経営者は、各店の売れっ子を次々引き抜き自分の店で働かせました。
もちろん、周りやネットで散々叩かれました。しかし、女の扱いに飛び抜けて上手く優しいこの経営者は、1人1人性格を見抜き扱い方を変えて手懐けた結果、入店してきた女の子達が離れていくことはなかった。
いやいや、50歳から女の子と接するなんてムリでしょ!?
そう思われる方、よ----く考えて下さい。秋元康はこの年になっても思春期の乙女の気持ちを見事なまでに表現しているではありませんか!
遊びたい盛りの若い娘ならそこそこイケメンだったりトーク力があれば通用しますが、26・27歳くらいの凄腕ホステスを見れば分かるように『経験豊富な良い女系』ほど貫禄地味た男にしか惹かれません。また、独特の風格を持とうと思えば、韓クラやピンパブで学べますしね。
独自尊我のデリヘル店とは?

では、この店の集客法は・・・というと、本当に低レベル。
特徴のない普通のデリヘルだし、ホームページは格安レンタルサイト、掲示板の返信もろくにしない。もちろんブログなんて無い。
在籍嬢の写真にいたっては、首都圏にある他店の写真を無断で使い実際に女の子を呼ぶと全く別人が出てきます。
しかし。この店が変なところでキッチリしているのは、女の子は写真と別人なんだけどルックスもサービスも良い!
この経営者曰く。
『オムライス注文されて、例えチャーハンが出てきてもそれが美味しければ文句言わないでしょ?』
わたくしからすれば、もっと集客に手間をかければ利益が出るのにナァ・・と思いつつも、これが独自尊我のデリヘル店の考え方であり結果が出ているので良いのである。(良くはないが)
この店は、売れっ子が20人程になると県内で1番の優良店となり現在でも忙しい日々を送っているようです。
次回、【後編】へ続く・・・
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