優れた従業員になる。超一流になる。
先日、起業志願者へ出資を提案しましたが、応募ゼロ。
厳密にいえば、趣旨と異なる応募が2通あっただけでした。わたくしの提案に魅力が無かったのか、採用条件が厳しく感じたか、どちらかでしょう。自分自身も勉強になりました。
優秀な人物に出資して、自分もの財産をリスク分散したいと思っていましたが、甘かったようです。これがどっかの女優と付き合う服屋の社長くらい知名度があれば、また違ったのかもしれませんね。
出資話は開業希望者のリスクが限定的とはいえ、起業ビジネスで稼ぐことは人気ないのかもしれません。やっぱり多くの人は期待値が低くても・・
パチンコで稼ぐ!!
みたいな方が興味が湧くのかもしれません。しかしながら、パチンコで稼いでいける期待値は高くありませんし、客側より胴元が儲かって当たり前の仕組み。
資本主義社会で自分の給料を増やしたいなら、『ピンハネ』する側にまわった方が合理的です。
他人を使ってピンハネしたり、自分が働かなくてもお金が入ってくる仕組みを作る。それはそんなに難しいことじゃなくて、例えばスカウトマンなんて女子が勝手に稼いで、自分は寝ていてもお金が入ってくる。
その反面、経営者にならなくても豊かな生活を送っている人は山ほどいます。
東京だと家賃100万円以上のマンションに住んでるのは、経営者よりサラリーマンの方が多い。また風俗でも、大手の幹部クラスは歌舞伎町でブイブイいわせています。そういう意味で、社長を目指さなくても金持ちになれますよね。
そこで今回は、風俗店員さんが独立しなくても自分のポジションを高め、どのように稼いでいけば良いかを書いていきたいと思います。
社長の方針を素直に受け入れる
風俗経営というのは一般企業と何ら変わりありません。利益をどれだ生み出せるかになります。何だかんだいっても、最後はお金。
お金を儲けるために、『ヒト・モノ・カネ』といった限られた資源を有効に使い、いかに多く稼ぐか、というだけ。他のビジネスと変わりません。
そして他の全てのビジネスと同じように、資源が潤沢にある、なんてことはありえない。ここが優れた従業員になるためのポイントです。
よくある店員さんの愚痴で・・・
『社長や上司がケチだ！』
『こんな人数じゃ店を回せない！』
『給料が労働時間に見合わない！』
なんて不満を漏らしていますよね。しかし世の中の会社で人や時間、給料が十分に与えられることは、ほとんどありません。
国家の威信をかけてスペースシャトルを開発していたNASAのエンジニアだって、同じように『ヒト・モノ・カネ』が足りないって不満を漏らしていたくらい。
どこへ行っても資源は不足しています。
もちろん風俗店によって待遇は変わる・・といいますか、社長の方針によって多少の待遇の差はあるでしょう。
風俗業界に限らず、まだまだ『待遇を改善しなくても従業員は辞めない』って思っている経営者は多かったりもしますからね。
しかしそれとて大きな視点で見れば微々たるもの。
出世したいなら、貴方の上司である社長の方針を素直に受け入れた方が得します。結局、揉め事が多い人は損する世の中。
人と仲良くするとか、世話を焼くって、中間管理職や幹部クラスに出世するためにどうしても必要な部分になります。
風俗店員の超一流になる
貴方の社長は、リスクを取り、資金繰りに苦労し、その上で上手くやった人です。
だからといえ社長が偉いわけではありません。単純に他で勤まらない性格だったから、自分で始めただけ。ここが厄介な部分ですよね。
社長になる人は基本的に普通じゃないので、スタッフさんにはなかなか理解し難い性格だと思います。また人種の違いに戸惑うというか、スタッフさんの苦労もあるでしょう。
しかしこの仕事で稼ぐには、社長に気に入られ、部下を上手く使わないといけません。そして向上心があるなら、風俗業の『超一流』になりましょう。広い知識と経験を積んで優秀な幹部になること。
逆に優秀な社長って、『そんなに優れていない』場合が多いです。そして優れていないが故に・・・
優れた従業員の大事さを痛感している。
だから頼ることが出来ます。ただし優れてはいないとはいえ、1.5流くらいの能力はある。優秀すぎないけど、本質はちゃんと理解しているのです。
本質を見極め、どんな方法でどうブラッシュアップしていけばいいのか分かっている。だからこそ、起業初期の頃から事業を上手く立ち上げることが出来ました。
今の貴方はまだまだ下っ端かもしれません。理不尽なこともたまに言われる立場かもしれません。
もし上司にダメ出しされてもめげないこと。貴方の考えが正しい場合も多々あるとは思いますが、そういった部分までそつなくこなし、上司が何を求めているか先読み出来ればいいですね。
また、店を良くするために合理的な提案をしても、却下されることだってあるでしょう。お金を出し渋る社長もいらっしゃるでしょう。人間なんてそんなもの。
貴方も自分の金を使う時は慎重になるはず。社長は単なるケチではありません。いや、ケチもいますが、そこを上手く納得させるのも、優秀な従業員の役目ではないでしょうか。
次に不況が訪れた時に、風俗店の数はだいぶスッキリすると思います。
その中で生き残り、先の好景気で盛り返せるような店かどうか判断する。または成長する店かどうか判断する眼を持てば、貴方にも明るい未来が待っているはず。
本日の格言
一番辛いポジションは、ナンバー2
