閉店の原因。それは求人の仕分け作業にある。【永久保存版】

渋谷の『メイドの宅急便』というデリヘルが閉店されました。
当時はわたくしの店と同じビルだったり、メルマガを購入して頂いたお客さんでもあったので、7月にご本人から『店を閉める』と連絡があった時はビックリ。
閉店には色んな理由があったと思いますが、10年も営業し続けたのは経営者・スタッフさんの日々の努力の結果だと思います。また、『閉店=悪』と考えるのは日本特有の考え方ですが、ビジネスの世界ではそうではありません。
利益を確保したら次へステップ。
元手を回収したら次へステップ。
一般企業だって会社を売ったり買ったりしてるじゃないですか。Instagramなんかフェイスブックに会社を売った時は社員13人、売上高ゼロ、買収額810億円の破格ですぜ。
わたくしも次のステップの為に風俗を辞めました・・とカッコいいこと言いたかったけど、女子管理が嫌になっただけですね。そうですね。
閉店の原因の一つが求人

良い意味での廃業はアリです。が、悪い意味で長年営業している店舗でも事業縮小されたり、閉店に追い込まれたりってよくある話。
現在、立直し系の仕事にかかっているのですが、『あぁこうやって店は崩壊していくんだなぁ』とマジマジと感じた事例がありますのでご紹介します。
■求人が来ない
■在籍が増えず、逆に減っていくばかり
■その結果、客足がどんどん落ちた。
1年以上も黒字がなく、崖っぷちになり、『どんな辛い指導でも受けますから』という依頼でした。もともと女の子の確保は『在籍嬢の友達紹介』に頼っていたそうですが、数年前からウェブ広告も掲載しているが募集が少ない。
改善点としては『問い合わせしてくるような仕組みを作る』ことですが、その前に重大な問題がありました。それは・・
少ない求人を店長が『仕分け作業』していることです。
10件問い合わせあって1人しか採用しない。メールのやり取りの時点で金にうるさいから断る。面接の態度がどうの・・って『不採用にする理由』を延々と語るのです。
もちろん、せっかく面接に来て頂いても『お断り』するケースだってある。お店によって採用の事情があるでしょうし、小錦みたいな女の子が募集してきたら誰だって断るでしょう。
しかしです。まずは『わざわざ問い合わせしてきてくれた!』という感謝の気持ちがないとダメ。どうやったら働いて稼いでもらえるか考えるべきなのに、問い合わせの時点で不採用にするとは、どれだけ上から目線ですか。
これじゃあどんなに素晴らしい求人サイトや広告を作っても何も変わらないですよ。。
求人の仕分け作業

1万円を元手に商品を仕入れ、販売し、利益を出すにはどうするか?こういった話題はよくある話ですが、皆様は真剣に考えたことあるでしょうか?
商売は利益を生み出すことですから、安く仕入れた商品を高く売ったり、ひと手間かけて利益分を上乗せして売りますよね?デリヘルの場合も同じです。
求人広告費(元手)
↓
女の子を仕入れる
↓
お客に提供
↓
利益
ただし、仕入れた女の子が美人で愛嬌があってサービス精神旺盛・・みたいな娘って数ヵ月に1人レベルなわけです。現実的には『高くで売れそうにない娘』場合の方が多い。
だからとはいえ次々に不採用にしていては、誰でもできる『仕分け作業』になりますよね。旧民主党がやってたアレです。
良い娘を提供したいから可愛くなければ不採用にするといえば聞こえはいいが、『努力』を怠ってるだけでしょう。見栄えがしない娘なら、一緒にデパート連れてってワンピースでも買ってあげればいいじゃないですか。
1人でも指名客が帰ってくれば元が取れますよね。これこそ投資!育てるってことでしょう。
ついでにいうと、以前『面接官は身なりに気をつけるべき』と書きましたが、ここまで書いても『そんなの面倒』で終わらせ、スーツを買いに行った方はいないと思う。都会だとか地方だとか関係ありません。結局、出来る男・出来ない男の違いってこの辺だと思うのですが皆様いかがでしょうか。
まぁ精神論だけで『立て直し』は不可能ですし、技術やテクニックも必要だけれど、その前に『努力の過程を楽しめない人』は利益を出し続けることは難しいと思う。
世間では学歴やスポーツの実績が採用試験で重視されますが、なぜかというと、『この人は努力が出来る人だ』という評価が得られること。
こういった経験は、そこに辿り着くまでに努力をしたという証明。いざという時に踏ん張りがきくというのは、社会に出てからも重要になるのです。
本日の格言
面接時の服装の『ゆるみ』が売上げに直結する法則
「仕分けの女王」蓮舫代表が辞任したけど、皆さんも気を付けた方がいいよ。
— 福崎小太郎 (@kotarofukuzaki) 2017年7月28日
偉くなると、金勘定と広告と女の子を「仕分け」するだけになる人多いから。