デリヘルFC(フランチャイズ)を頼っちゃいけない理由

いつもくだらないことばかり書いていますが、本日はやや真面目なエントリー。
起業だの、金儲けだの。世の中にはいろんな怪しい情報がありますが、その中の一つに『風俗フランチャイズ制度』があります。
このフランチャイズ制度は、自分に何の専門知識も無いのに『既に成功した実績がある』ことを謳い文句とした『楽にすぐに儲かる』的な話。
まぁ実際は儲かるどころかすってんてんになる制度で、この記事を書いたら検索結果にヒットされ、フランチャイズ会社さんにとれば『目の上のたんこぶ』になること間違いなしですが、これから起業される方の為に一肌脱ぎます。
何故デリヘルFCがダメなのか?

マンヘル経営が終焉を迎えデリヘルがブームになると、『事務所と車一台』で手軽に始められるデリヘル開業がめちゃくちゃ流行しました。
そこに誕生したのが情報弱者を鴨にしようとする風俗フランチャイズ。
経営ノウハウからホームページ制作まで、100万円でうちがサポートしますよ!それに店舗費用と広告費合せて200万円以内で開業できますよ!こういった『低資金と安心』を謳い文句に
手軽で簡単に利益率の高いデリヘル経営をススメるのです。
しかしコンビニにせよ、クリーニングにせよ、フランチャイズとは博打と同じで胴元(本部)が必ず儲かる仕組みになっている。
だって本部が儲からないと、フランチャイズ店をフォローすることなんて無理。儲かっているパチンコ屋ほど優秀台入れるのと同じで、お客の入らないパチンコ屋は少ない鴨から絞り取るしかないのと同じです。
そう考えればFC本部を儲けさせるタメにせっせと働くしかない。
これは一般企業もそう。楽天のモールに入るネットショップは、自力で利益を出せないので毎月高い場所代払って飼い殺し状態でしょ?他人事ですがちょっとうるっとしましたわ。
知名度を売るということ。

一から手間をかけ育てた自分の店。これまでの苦労が評判を呼び、風俗好きなら誰でも知る店に作りあげました。
このような知名度のある優良店をですよ旦那。もしフィランチャイズ(暖簾分け)しようと思うなら、見ず知らずの素人に経営させるますかねぇ。
わたくしが暖簾分けするなら、大事に育ててきた愛弟子以外させたくないです。だって自分が丹精込めて育てあげた知名度をたった100万・200万円で売れないもん。普通は誰だって同じ感覚でしょ?
ということは、フィランチャイズ募集する方もそれなりだってこと。いわゆる、店への愛着・信用より人をカモって金儲けしようとする会社。
いや、風俗経営で成功するには誰かを踏み台にしないといけない。必ずそうゆう時が来ます。しかし、自分が踏み台にされては本末転倒ってわけです。
起業を株取引きと考えると。

株取引きも一つのギャンブルだといわれてますので、儲かることもあれば損失を被ることもある。しかし、こういった投資は元金以外に毎月毎月支払うことはありません。
本来、これが投資の基本。
ところがFCの場合、最初の元金を払い、しかも毎月本部へ加盟料を支払う義務がある。これを支払わないと店を閉めなきゃいけない。楽天内で運営する通販ショップも同じですね、楽天にシステム費を払わないと運営が許可されない。だから楽天も風俗FCもサイトを本部が管理している。
この毎月支払いに追われる状態を、果たして自分の店と言えるだろうか?
残念ながら風俗FCで起業するメリットはたった一つもありません。もう一度いいます。FCのメリットは全然ありません。
同じ300万円で起業するにしても、コンビニのセブンイレブンでFC起業するなら分かります(分からないけど)。まぁ、楽天と同じく飼い殺し感はありますが、それでもセブンイレブン本部も多額の資金を出すでしょうし、ネームバリューと安心を買えます。
しかし全国規模で有名なデリヘルグループありますか?それに、デリヘルFCが貴方に1円でも投資してくれますか?
・・・と、ここまで。日本軍が竹槍でB29に立ち向かっている悲壮なシーンが皆さまの胸に響いたと思います。
2・300万円の低資金で起業しても竹槍です。どんな奇襲を考えても竹槍なら無理でしょ?せめて拳銃持たないと奇襲もできないよ!成功に絶対は無いけれど、最初から負ける戦はしちゃダメよって話でした。
本日の格言
判断する前に、誰が儲かるのか考えましょう。