脳に多くの刺激を与えて勝つ技術

刺激が強い風俗店は勝てる。
刺激を作ることは運ではありません。発想や技術です。成功を運だとおっしゃる御方は、謙遜だと思っています。
わたくしは真実をありのままに捉える『現実主義者』なので、『運』などというオカルトは信じません。
成功者は『ツイていた』『運があった』と語られることがありますが、神は存在しないし、運命もない。これらは不完全性定理として証明されています。
すでに証明されちゃっている部分を『運がない・・』と落ち込むだけ無駄な時間だと思っており、たとえばデリヘル起業して失敗した場合って・・
やるべきことをやり切れないまま、どんどん追い込まれていった・・
みたいな敗因ってやっぱ多いじゃないですか。運があった無かったよりも。冷静に振り返ると、避けられる物事も多かったよなぁ的な。
逆に上手くいったのであれば、成功に導く行動が必然的に結果をもたらしたのではないでしょうか。
良質なキャストが入店し、売上げが伸びた場合、それは『運』より計画的偶発性理論じゃないのかなって思っている派です。はい。
また、わたくしは『精神論』が好きではありません。
努力しても報われるとは限らない、ということは事実だと思いますし、歴史を振り返っても、精神論で勝てるなら日本はアメリカに負けることはなかった。
物事を上手く運ぶってことは、口で言う分にはそんな難しい話ではなく、単純に『やるべきことをやるだけ』です。
①情報収集し戦略を練る。
②最悪のケースを想定し準備する。
③脚を引っ張る人物は切る。
④成功へ導く人と付き合う。
午後からの雨に備えて傘を持っていくように、当たり前のことを素直に実行するだけですね。
しかし『精神論』が好まないと言いつつも、『努力』とか『ヤル気』『情熱』といった精神論が当然のように大事であることも知っています。ではどうして大事なのでしょうか?
そこで今回は、『人の情熱、そして努力が経営にどう影響するのか?』について具体的に深い部分までご紹介させて頂ければと思います。
情熱は伝達する

強いデリヘルって、リーダーが他人を鼓舞し、人を動かします。そして人を巻き込み、店のために汗を流してくれる人間がどれだけいるかにかかっています。
ではどうやって他人を動かしていくのか。これが難しい。
カリスマ性の乏しさを痛感している自分は、人の行動を『人心操作』という理屈でカバーするようになります。いかに自分の考えが正しいと思い込ませるか、といったことです。
過去にも女子管理法について手法を書いてきましたが、殴ることも、土下座することも、泣き落としするのも、やり方は違っても
自分の言うことを聞かせる
という意味では全て同じ。人が宗教を信じるように『そこに居場所を作る』とか、ホストの常套手段のように『グループ活動』で囲い込むこともそうですね。
このように書いてしまうと悪魔の囁きのように受け止められがちですが、そうではありません。商売だって本質は一緒。
人の心を動かして行動に移してもらう『人心操作』がマーケティングですよね。製品を買ってもらうのも、デリヘルを利用してもらうのも、宗教で壺を買ってもらうのも、仕組みは全部一緒。
さらに人心操作の手法を加えると、『情熱』があります。
胡散臭い自己啓発本みたいになっちゃいますが、情熱的に振る舞うと他人の心を動かせやすくなる。どうしてか・・
情熱が他人に伝達するからです。
たとえば演劇の世界では、『メソッド演技法』といったものがあります。役者の『迫真の演技』により、観客は芝居と分かっているのにも関わらず、演技を見て感情移入する。時には涙を流すことだってある。
実社会でも他人に伝達する現象があります。
稼げないオープン初期でも出勤してくれたキャストは、経営者の情熱に打たれていた。ブログやサイトでも、情熱を込めると客足が伸びた。
女子は口を揃えて『ナルシストが嫌い』といいますが、なんだかんだ根拠のない自信満々のナルシストの方がより多くの女子とパンパンして結果を出している。
世間的には自分を信じて疑わない奴ってタチが悪い存在ではありますし、アンチを作りやすくもなります。
しかし情熱的で、俺様の『ケイスケホンダ』みたいな振る舞いだったり、TBSの日曜劇場のような思いっきり感情込めた話し方が、人の脳を刺激するし人を動かすとか魅了させるのかもしれません。
誰から買うかを判断している

情熱を持つ、それが人に伝わる。では経営者として情熱を利益に結び付ける努力はどうすればいいのか。
たとえば集客面を考えてみましょう。
顧客はどの女を買うかが重要ですよね。少しでも外れを引かないように、写真、口コミ、写メ日記がそれらを補ってくれています。
ところが、どの女を買うかも重要ですが、誰から買うかも見ています。
誰とは店を運営する『店主』のことです。同じような商品、同じような価格、または少し高くても、より好感度の高い店主から買います。デリヘルの場合は様々な手段を通じて顔が見えない店主の
『人となり』を見ているのです。
風俗店員のことなんて気にならない、なんていう意見もありますが、それは半分本当で半分嘘。金を落とすお客ほど見て感じているもの。
『店主は善人ぶればいいのか?』と聞かれれば難しいところで、確かにテレビの芸人は高感度があれば芸がなくとも売れたりもしますが、『人を熱狂させる』といった意味では『善人』とは違う。
もしくはヒトラーのように真逆の場合もある。
根っからの商売人気質の方は肌感覚でこの辺りのことは出来てしまうのですが、やっぱり普通の人は、顧客視点を考える、といったことになるかと思います。
顧客の脳に刺激を与える

約3年前、VRが話題になりました。
一部の関係者間で、風俗でも流行るのでは?みたいな雰囲気になっていましたが、わたくしめは『いやぁ難しいんじゃないかな・・』と書いたブログがあります。
【2017版】格言集まとめ
VRの流行を否定的に書いた理由は、顧客は装着系を嫌うこと。そして現在の技術力の部分ですね。このレベルの技術では、人間が受ける『刺激』が少なすぎると想像したからです。
刺激って風俗店にとって重要でございまして、やはりエンターテイメントですからね。他店より評価が高かったり潰れにくい店って、キャストの量や質の部分はあったとしても、顧客の脳により多くの刺激を与えた店舗が流行りやすい。
マイナスだろうがプラスだろうが変化が大事
といった感覚。経営者が努力すべきことは、写メ日記を書かせることよりも(それも大事)、店主自身が売る能力を高める、熱狂的なファンを作る、こういった独特なコンテキストを創り出すこと。
自分はこの『刺激』の部分を作る努力や工夫をしてきました。
このブログもそうですね。努力が必ず報われることはありませんし、脚を引っ張る人間もいるでしょうが、成長しようと頑張っている人はマイナス評価になりません。
また資本主義社会である以上、どんなビジネスだって、『努力』を煽って競争させた方が世の中のためにもなりますよね。
ということで、厳しい暑さの日々が続きますが、カラダに脳に汗をかきながらも頑張っていきましょっ!
本日の格言
顧客は何を買うかも重要ですが、誰から買うかも見ている。