出稼ぎ風俗嬢を使っちゃいけない

わたくしが社会に出て強く感じたことは、世の中のほとんどの出来事は『金と女をめぐる競争』だということです。
男たちが金と女を奪い合い、女たちはそのような社会の中で、いかに有利な立場に身を置くかに心血を注いでいる。
これを風俗嬢で置き換えると、地元で売れないから『女の子が不足している場所』へ出稼ぎへ行き、自分を高く売ることになる。
風俗嬢さんも商売である以上、1円でも高く稼げる場所を求める行動は真っ当な考え方。自分を高く買ってくれる地方店へ出稼ぎに行くことは、資本主義経済である以上
合理的な判断です。
ところが店側から見た場合はどうでしょうか。たとえば首都圏から出稼ぎに行くスカウトの仕組みはあり、保証さえ払えば新規店でも来てくれたりします。
こういった在籍数が少ない店舗が集客したいが故に『出稼ぎ風俗嬢』を熱心に迎えるべきなのか??
先に結論をいうと、出稼ぎ風俗嬢を使っちゃいけません。
また、出稼ぎ嬢向けの広告を出すのは資金の無駄であり、地方都市は地元娘に専念すべきといいたのですが、それにはこういった理由があります。
出稼ぎ風俗嬢は売れないでしょ??

『出稼ぎ風俗嬢は売れない』この一言に尽きます。
これは確率の話です。もちろん個別の話をすれば、色んな理由で出稼ぎしている娘もいると思う。身内にバレるのが心配で、地元広島で働けないから大阪まで出稼ぎ風俗嬢しているような場合もあるでしょう。
が、多くの出稼ぎ風俗嬢さんは今の店で稼げないから稼げる場所を求めている。そして、口コミやスカウトマンの美味しい情報を頼りに出稼ぎに出る。その心理の根底は
『楽して儲けたい!』
になっているので、頑張って接客して稼ごうと考える娘は残念ながら少数派に過ぎません。
そりゃあ1・2ヶ月働きに行くだけで本腰入れて、固定客を掴もうと接客するわけありませんわな。貴方が頑張っても報われない短期間の出向先で真剣に仕事しますか??しませんよね。これが人間、人間だもの。。
地方は『地元愛』が強い

面白いことに、飲食店は県外産の方が上手くいきやすい。
各都道府県には各地の名産・名物がある。秋田県なら比内地鶏だし、鹿児島ではさつまあげ。高知はカツオ、大阪では串カツ。
こういった地元の名物を出す、高知でカツオのたたき専門店を出す感じ。ところが地元の人は普段の家庭料理で出てくるから、まず地元の物に興味はありません。せっかく外食するなら普段食べないものが食べたいと思うはず。
つまり地元民をターゲットにするなら、高知でカツオのたたきを出すのではなく県外産の比内地鶏を提供する方が成功率は高くなる。
ところが風俗では状況が違う。
その昔、東京でホテヘルを経営していたオッサンがいました。そこそこ景気も良かったので、調子に乗ったオッサンは地方に箱ヘルを出店しました。
オッサンはスカウト会社に依頼し、女の子を集め始めますが上手くいきません。女の子がなかなか集まらないので、オッサンは考えます。
『そうだ、東京から女の子を呼んじゃえ!!!』
既存店が新規でオープンさせる時によく使う手段ですが、同じように東京の女の子を地方へ出張させたのです。
しかし、東京で人気がある娘でも地方店では思うように人気が出ません。オッサンは『地方は地元愛が強い』『地元人は地元人に愛着が湧く』ことに全く気づいていなかった・・・。
じつは、この昔話はわたくしのこと(反省)です。そして、地元娘を呼び込めるよう、求人サイト制作に力を入れるきっかけになったのです。
本日の格言
それほど失敗をしない人は、たいした挑戦をしていない。