集客が売上げより大事だと思う理由を勝手に解説

このブログでは何度も風俗店の集客法について書いております。
そこで前にも使ったけど、1つの集客法に『ワントゥワンマーケティング』というものがあり、おさらい程度にめちゃ簡単に説明すると、お客の20%が売上げの80%を占める的な話です。
これは、パン屋でもスーパーでもキャバクラでも変わりません。
80%のどうでもいい客より、20%の常連客にサービスを集中しなさい、といったニュアンスでございますが、風俗店では新規客も常連客も平等に対応している店舗が多いはず。
豆腐一丁しか買わない一人暮らしのおばあちゃんと、月に50万位使う太客と同じ扱いで対応しているのです。
もちろん人情的にはそれが100%正しい商売ですが、ビジネス的にはどうなのよ??なわけです。前回のカード決済の話もこの考え方から来ています。
集客が売上げより大事だと思う理由

といっても経営者と現場とでは違う点があります。
風俗経営者は『売上げ額』を考えて来月分の広告予算などの仕分け作業があるので売上げ金額が気になります。いや、気にしないといけません。
しかし店の長期的な目線で考えれば、実際に現場で運営する店長さんの視点は真逆にしないといけない。いわゆる、売上げ額を気にするのではなく
『客数』を気にするべき!
客数が増えれば売上げも伸びるのは当たり前ですが、客数が少なくてもロングコースや延長が入れば『売上げ額』は増えるし、オプション料金が高いSM店は、それによっても売上げが大きく変わってくる。
キャバクラだって客数は少なくてもバブリー客が高級ワインを抜けば1日の売上げ額は大きくなるでしょ。しかし、ここで重要なポイントは・・・店側は客数を増やせる努力はできても、
客の財布の中身までは操作できないのです。
もちろんお客が金を使ってくれる工夫をするのが経営者の仕事であるし、風俗嬢の腕次第では借金させてまで通わすこともできるでしょう。
しかしながら実際に現場を仕切る店長さんは、売上げ額なんか気にせず『とにかく客数』だけを増やすことに全力を注げばいい。それでいいのです。
集客を考えるべき理由

ではなぜ売上げじゃなく客数が大事なのか。
風俗店でよくある事例から考えましょう。風俗店では時間を切り売りしてお金を稼ぐ仕組みになっております。たとえば・・・
■60分コース
■80分コース
■100分コース
お客さんがこの3つのコースを迷っているとします。また、『おススメのコースはありますか??』と聞いてくることがある。
本来、ビジネス的には100分で入ってもらえれば売上げがあがるし、風俗という特殊な商売上、目先の利益を優先させたいですよね。わかります。
しかし軌道に乗ってきた店なら、『今回はお試し60分で遊んで頂き、良かったらまた次回に長いコースで遊んでみて下さい!!』的な言い回しもアリだと思う。最初の敷居を低し、利用してもらい、そしてリピーターに繋げる手法だって
立派なマーケティングの1つ。
実際にわたくしも現場の店長に聞く時には『今日の売上げはいくらだった??』ではなくて、『今日は何本だった??』と聞くようにしていました。
また店長の給料の歩合も売上げではなく本数に。そうしないと売上げ額を気にする接客になると思うからさ。
本日の格言
投資も経営も損して得とれかもよん。