風俗の社長の仕事は遊ぶこと!

『うちの社長はまた遊んでるわ~』と思っているそこのアナタ!!!
従業員ってものは社長も一緒に汗水垂らして働いてくれることを望みますし、社長が遊んでばかりいると陰口を叩くもの。
でもそんな従業員ほど利益を出せる力は無いですし、今の考え方を変えない限りこれ以上伸びることはないでしょう。
これはデリヘルに限った話じゃありません。一般職でも器量がある従業員はほんの僅かです。多くの従業員はクリエイティブな仕事はできない、アイデアが浮かばない、そもそも作業をこなすだけ。
もちろん雇われの店員さんの場合、決定権が与えられてないから・・という理屈は分かります。が、もし決定権を与えられたとしても、
日頃からアイデアを温めている方はいないと思う。
まぁ給料もらっている分だけ働くという人間は、いわれたことしかやらないので、新しいアイデアを生み出すことはできません。当たり前か。
社長は遊ぶこと!ギャンブル以外で。

風俗というエンターテイメントサービスは『男と女の性』はもちろんですが、『性に関してどれだけお客を満足させられるか?』これを考え突き詰めていくことにより独自のサービスが生まれます。
風俗に限らず、JKお散歩・ガールズバー・耳かき店といろんな業種が出てきますが、これも誰かが考え出し、形にしたもの。
風俗ではサービス内容等のシステムはもちろん、求人や集客広告、サイトもクリエイティブな発想が求められます。しかし、クリエイティブな発想は従業員にはできません。もしそんなアイデアを生み出せる従業員がいたとしても100人に1人もいない。
だから社長がやるしかない。
開業当初は仕方ないとして、社長が毎日現場にいるデリヘルは伸びません。あくまでも社長の仕事はクリエイティブ(発想し形にする)な部分が仕事であり、クリエイティブな仕事をする為にも遊ぶ。
そもそもルールをちゃんと学べば、ビジネスほど面白い遊びはありません。
わたくしは2つ上の友人と開業しましたが、社長は友人。開業してから1年半が経ち、店もぼちぼち軌道に乗った頃、従業員を入れました。そうすると毎日の運営に社長はいらない。
そこで社長の友人にはこう言いました。『お前はとにかく遊んでくれ、そして、その遊びを俺達に教えてくれ。』
ただし、注意が一点。
ギャンブルを否定するつもりはありませんが、クリエイティブな発想という点ではギャンブルは向きません。つまり、ギャンブルにのめり込む時間は仕事に繋がらない。つまり本業での儲けは生まれません。
接客も遊びで学びました。

わたくしは、20歳の頃から恵比寿にあるウェスティンホテルやグランドハイアットで彼女とデートしてました。
デートといっても20歳の貧乏なガキんちょでだったので、電車で行き、ホテルで飯は食えずに一杯1000円のコーヒー飲むだけです。
貧乏だったら、ドトールでコーヒー飲めよって感じですが、その一杯1000円のコーヒーで『顧客目線』から接客を学べましたし、自分で店を作った時には、どんな風俗店より男子従業員の接客を良くしよう!たかが風俗だけどホテルみたいな対応をしようと励んだものです。
新しく生み出すというのはどんなジャンル、どんな仕事、それがデリヘルでも大変な事です。ゼロから生み出す場合も、何かと何かの組み合わせて新しい物を作る場合も何かしらの基盤が必要であり、その為には
日頃から考える力を持つこと。
飯食ってても、風呂入ってても、トイレに入っていても『あっ、これ面白そうだ!』というネタを思いついたらすぐスマホのメモ帳。わたしもやってます。貴方もやって下さい。
本日の格言
四十歳をすぎると、男は自分の習慣と結婚してしまう。