余計なお世話ながら、風俗嬢によって料金を変える店を分析してみた!【前編】

デリヘル経営には全く以って関係ない話ですが、手法については参考になるかも!崖っぷちに追い込まれた『リンガーハット』の再建法について、東洋経済の面白い記事がありました。
失敗から学んだ「長崎ちゃんぽんリンガーハット」の大きな賭け!
長崎ちゃんぽんに使う材料を国産に変え価格を上げて成功した流れになっているのだが、わたくしが今まで書いてきた記事もこういったたぐいです。
お客さんは何を望んでいるか考え、値下げしないで集客する創意工夫。いかに価格競争せずに儲ける考え方なわけ。
しかし、今回書きたいのは真逆です。
真逆とは『敢えて自分が損する部分』を作るということ。創業から3年で90%は廃業するといわれる中で生き延びるには、自分の儲けだけ考えてはダメ。
どこで損できるか、どこでお客さんに還元できるかをしっかり作り出すことが成功の秘訣でもあるのだよ。
敢えて損する戦略

わたくしは『どうやって売るの??』ということに注力している仕事なわけで、開業系の仕事依頼の場合、料金設定を決めることから入ることもしばしばある。
もちろん単に価格を下げて集客する方法なんて絶対しません。それはプロの戦略ではない。プロの戦略は価格を上げる工夫を考えつつ、『どこで損ができるか??』と考えるもの。これが商売のセンス。
何いっているのか意味が分からないと思うので、分かりやすく例えてみます。
まず、100円の価値がある商品があるとします。100円の商品を130円で売る為に一生懸命努力し、売上げをあげていきます。
100円の商品 ⇒ 130円で販売
これだけ聞くと『凄いじゃないか!!』と思われがちですが、商品の価値はあくまで100円です。100円の商品を130円で売ることは30円分損をするのは誰か。
お客さんですよね。
見た目では利益が上がるし、結果が出たと勘違いもするだろう。しかし、お客さんもぼったくられたと気づき始める。これではリピーターができなくて当然。
稼ぎたい、儲けたいと躍起になる気持ちは分かるけど、気づかないうちにお客は逃げていくんだなぁ。
女の子によって料金を変える店

広告量の多さで有名な『輝き』というデリヘルが都内にあります。
店名 輝き
業種 デリヘル
場所 都内全域
特徴 風俗嬢をランク分け
価格 60分22,680円~
URL http://d-kagayaki.com/fr/Tops
余計なお世話シリーズでは珍しく利用したことがあります(今回の記事の為でなく、昔、たまたま1回利用しただけです)。
あまり記憶にないけれど、女の子はそこそこ可愛かった(気がする)。で、この店は女の子によって料金が違うタイプ。ゴールドだプラチナだと女をランク分けする典型的なとこです。
先にいっときますが、資本主義経済である以上、いくら高くてもそれで売れるのなら構いません。世の中は需要と供給のバランスで成り立つのであり、この店は高いとか安いとかはお客が決めればいい話。ところがですよ、旦那。
風俗嬢によって料金を変えるシステムは商売人としてどうでしょう。
もちろん質の良い女の子を入店させるために高額バックを提示しているはずなので、おのずと料金も高くなるといった理屈もある。しかし、これでは100円のものをそのまま100円で売る発想と同じ。
『どこで自分は損できるか??』を考えた場合、料金を変えては損する部分は見当たらない。料金設定を決めるにあたり、ここがポイントです。
次回後編⇒余計なお世話ながら、風俗嬢によって料金を変える店を分析してみた!【後編】
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