広告とは営業力。デザインによってどう変わるのか(広告コンサル実績)

お客さんは貴方の店を、どのようにして『知る』のでしょうか。
Googleで検索するのでしょうか。老舗の有名店であればその可能性はあります。または口コミで得た情報をもとに、ネット検索する場合もあるでしょう。
しかし1番多いのは広告です。
お客さんは貴方の店を、広告から見つけて知る。内容を確認する。その延長として、利用するかしないを判断する。
広告の本質は『客足を稼ぐ』ことです。そのためには沢山のデリヘルから『へぇこんな店があるんだ・・』と認知してもらわなければいけません。こちらが集客への第一歩であり、
広告とは営業なのです。
この部分を理解しなければ、費用の無駄であり、いつまで経っても広告費以上の利益が出ません。ではどのようにして『認知』してもらったらいいのか。
たとえばシティヘブンは、ランクごとに掲載順序が決まります。
つまり広告費の金額による。資金が潤沢なデリヘルであれば、金の力で上位表示を買えばよろしい。お客の多くは1番目に表示される店を選ぶので、デザインがへったくれでもそこそこペイできます。
風俗広告媒体のビジネスモデル、というかシティヘブンの価格設定は、鵜飼いの鵜と同じで、風俗店舗がペイできるかぎりぎりのラインで設定します。
儲けさせてしまうと他社の広告をやり出しますし、赤字だとやめてしまうからです。こう考えると、広告を使って儲けることすら難しいのが現実。
そこで今回は、広告デザインの本質。どうすればクリック率が上がるのか。こちらを実際にコンサル&制作した事例としてご紹介したいと思います。
広告デザインでどう変わるのか?

デザインは人それぞれ好みがあります。そして広告を制作するに辺り最大の害は、依頼主本人の好み。これが厄介なところ。
結果を出すために社長個人の好みとか考え方とか一切関係ありません。重要なことは、お客の心理。良いデザインかどうかは顧客が判断するもので、まずはココからスタートしないと必ず失敗します。
次にウェブ広告の場合、とにかく『クリックしてもらう』ことが命題です。スマホの場合だと、タップですね。いかに店舗詳細ページにたどり着くか、です。
以下の画像を比べて下さい。
左と右で違いが分かると思います。

■シティヘブン
左側:コンサル前
右側:コンサル後

■風俗じゃぱん
左側:コンサル前
右側:コンサル後
広告の手法はいくつかありますが、お店の特徴を考えながら広告を作ります。たとえば低価格のデリヘルの場合、大胆なカラーを使って目立たせる、などの差別化もありです。
しかし単純に目立たせるだけではいけません。それだけなら素人のデザイナーでも作れます。大切なことは、思わず『クリック』してしまう。一瞬の視覚で目に付いてしまう・・・
パッと見の見え方、感じ方
こういったテクニックが必要になってきます。たとえば『ボタン』を付けた方がクリック率が上がる。金額を入れた方が反応してもらえる。どういったモデルが好まれるのか。などの数字で証明された法則があるのです。
広告バナーとカラー(色)って密接な関係があって、集客用で一番クリックされやすい背景色はブラックです。
— 福崎小太郎 (@kotarofukuzaki) 2017年8月16日
わたくしが4年以上かけて20種類以上のカラーをテストした結果、こういった答えに辿り着きました。
そして逆に、どんな色を使うと効果が出ないのかも答えが出ています。面白いもので、色によって反応が全然違うんですよね。特に『赤色』は使い方を間違えるとクリック率の低下を招く、難しいカラーです。
広告デザインとは営業力。

広告の反響は数値化できるので、どのようなバナー広告を作れば『人はクリックしてくれるのか?』の答えは、マーケティングと同じで科学的に証明できます。
もちろん広告を変えても、短期間で結果を出すことは出来きません。1度広告を変えたら、時期にもよりますが、少なくとも3ヵ月以上は腰を据えて待つ必要があります。
せっかち過ぎてコロコロ変えてしまうと、何が良くて何が悪いのか、分からなくなるからです。少しでも効果を出す広告を作るためにテストするならば、少しづつ変化させた方が宜しいかと思います。
風俗経営で儲けたいのなら、『儲かる仕組み』を作らないといけません。仕組みができてこそ、広告が生きる。そして広告で『新規客』を
効率よく集めていく。
広告やサイト制作、投資に関するものは、結果が全てです。100万円使ったら100万円以上の結果をもたらさなければ意味がありません。
ということで、広告は貴方の店の大事な営業マン。広告次第で売上げも変わります。デザインの素人である広告代理店に任せるのではなく、優秀な営業マンを一人雇う気持ちで、広告デザインに投資してもいいかもしれませんね。
本日の格言
大人になったら、売れるモノを生み出す側にならないといけない。
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