地方のデリヘルで成功するために重要なこと(立地と発信力)

商売において『立地』は重要です。
都会だけの話ではございません。地方でも重要です。デリヘルだから立地は関係ないじゃん・・と思われるかもしれませんが、立地における成功事例をご紹介しましょう。
わたくしのクライアントだった御方は、兵庫県の丹波篠山市という人口7万人の地域でデリヘルを経営しておりました。もう一度いいます。市町村合併する前のたった7万人の田舎街です。
料金は60分14,000円。決して安くない。当時は広告掲載したくても、掲載エリアが存在しないような場所。では、どうして田舎町で成功したのか。
一番の理由は独占です。
田舎街で開業しよう、と実行する人間は限りなくゼロですよね。スナックなどの飲み屋ならともかく、デリヘルは無理だと考える。実際に今までデリヘルが存在しない土地だったから独占できた。
次に、丹波篠山市という立地が重要でした。
兵庫県の繁華街は三宮。大都市レベルの人口があり、風俗店だって多い。何もかもが三宮がある神戸市内に集中しています。
逆にいうと、その他の市町村にはデリヘルがほぼ存在しなかった。丹波市の男性は、風俗を利用するのに車で50分掛けて三宮まで通っていた。もちろんデリヘルを呼ぶには呼べるとはいえ、交通費がバカ高い。ここがポイントです。
10万人規模の田舎町でも、成功の可能性はあります。
もちろん大儲け、となると難しいのは事実。しかし需要が小さいと思われている地方でも上手く経営できる事例はある。ただし県庁所在地などの
繁華街から遠いエリア
という絶対条件が付きます。車を30分程度走らせれば繁華街に行けちゃう程度なら、質と量が勝る大手デリヘルを使おう、となりますからね。
基本的に風俗って新規顧客の回転率が良くないと儲けられません。都会は人口が多かったり、出張客が多いので生き残れます。逆にいえば、選り好みする顧客が増えて常連が作りにくくなっている。
ところが丹波篠山のような立地であれば、ほぼ常連だけで運営できる。
全国各地にデリヘルが存在しているとはいえ、まだまだ穴場はあるかもしれません。例えば千葉県の市原市。さらには、もし上手く物事が進めば、北海道の釧路なんてシンガポールみたいになる可能性を秘めている。
人口2万人程度の田舎でも、儲かっているスナックがあるくらいです。もちろん若い女子を4人くらい揃えないといけませんが、料金価格が繁華街レベルだとしても、必要としているお客さんはいます。
人たらし戦術

地方での経営は、気質的に難しい点があります。
都会は隣が何をしていようがそれほど気にしません。同じエリアの経営者同士だとしても、本当の意味で仲が良かったりする。
しかし地方レベルではそうはいかない。表面上はニコニコしながら、裏では陰口や足の引っ張り合いも凄まじかったりする。しかしそれを恐れていては、大成できません。
ではどうするか。
地方で大成するには『敵を作らない戦術で目立つ』こと。リアルの世界で目立つのではなく、ネットの世界で目立つ。
具体的な事例を挙げましょう。岐阜県で経営されている御方のツイッターです。
実は本をまったく読みません。何度かチャレンジしましたが、眠くなるしダメでした。
— 「まっちゃん」8/1ぽっちゃりデリヘルをオープン!岐阜 (@macchan20200801) November 16, 2019
皆さんのツイート見てると日本語上手くて自分は下手だなと痛感します。
ま、なんとかなるかなと思ってます😊
どーも、おはようございます🙇
https://twitter.com/macchan20200801
何という人たらし!!
中身をじっくり研究していくと、『人の良さ』が伝わります。いや、もしかしたら『人たらし』の重要性を理解した上で、狙っているのかもしれない。狙ってやってるとすれば、素晴らしいマーケティング力。
絶対に上から目線の投稿がない。アイコン画像だって『人の良さ』をアピールせんばかり。業界的に成金やイキった画像を使う方が多い中、敵を作りにくい戦術を取っている。
発信の中身があるなしに関わらず、例え当たり障りない投稿だとしても、発信の工夫で目立つことができる。また周辺の同業者、働く女性、顧客にも配慮されている。ここがポイントです。
人たらしの天才といえば、豊臣秀吉と田中角栄。両者とも低い地位から成り上がりました。人たらしは、それだけの威力があり、価値がある。
実際の腹の中はともかく、いえ経営者ですから腹黒くてなんぼです。ただし人にどう思われるか?を想像できない経営者は、地方では大成しずらい。都会ならともかく地方では、自分から敵を作ってしまうと自分の足も引っ張られることを頭に入れておきましょう。
発信力が金を生む時代

丹波篠山の経営者も、岐阜の経営者も共通することは、発信力です。
丹波篠山の経営者は、メルマガを使いました。オープンする前から毎日毎日、続けていました。
『オープンしましたが、女の子がいません』
『まだいません・・』
『やっと入りました!』
みたいな。そして一発目の入店がたまたま堀北〇希似の可愛い子で火が付いた。メルマガとツイッター、それぞれ手法は違えど、発信力はこれからの世代にとってお金に変えられるほど価値があります。
地方にもそれぞれ風土があります。慣習もあります。たとえば『キャストの貸し借り』が日常的に行われている地域があります。そういった部分は、住んでいるご自身がよく分かっていらっしゃるはず。
大事なことは、地方も都会も変わらない部分。本質です。
広告なんてものは、都会で営業している見栄えが良い広告を丁寧にマネすれば宜しいと思います。下手に自分の個性なんか出さずに、丁寧にマネて作れる制作者を探せば良い、という意味です。だって見栄えなんてものは、都会も地方も変わりませんから。
ということで、発信力が地方で生きる戦術だというお話でした。大手が地方に進出しています。負けないように頑張って下さい。
本日の格言
人口7万人でもやっていけるんだから、50万人もいたら大金持ちになれる。