【広告】現在成功しているデリヘルは、どうして成功したのでしょうか?

日本中どこへ行っても、資金もノウハウもある風俗店が存在します。いわゆる大手ってやつですね。
小規模からデリヘルを始める場合、圧倒的に資金が足らないので、周りがやりたがらない『ゲリラ戦』がわたくしの手法のひとつ。
たとえば大手が行っていないサービスを考える。利用したくなるサイトを作る。女子に土下座して働いてもらう。こういった部分もゲリラ戦の一部。いわゆる商売人の精神で少ない資金をカバーします。
ところが、さまざまな相談を受けていて気づいたのですが、どうも『商売人魂』という意味を履き違えている方がいらっしゃいます。その中でも『広告の在り方』について気になる質問を受けました。
相談者
『手っ取り早く集客するには広告になると思いますが、お金をかけて右肩上がりになる根拠がない以上は、むやみにするのも違うと思います。』
なるほど。おっしゃりたいことは分かります。
花王だってテレビCMを大幅に削減して黒字化しましたよね。資生堂とカネボウの『春のキャンペーン合戦』なんて、最近は全く見なくなりました。おそらく費用対効果が原因でしょう(それしかないか)。
しかしながら、根拠が無いから最低限の広告でもいいのでしょうか。いいえ、そんなことありません。
軌道に乗せるにもギャンブル

そもそも広告とは『客足』を稼ぐもの。投資してリターンを望むのは当たり前で、費用対効果は大事な指標です。
といっても、広告には種類があります。広告をどう考え、どう活用するのか、という意味です。
たとえば新店の場合、最初から集客なんて出来ないのは織り込み済み。どんな広告媒体もペイできません。知名度も無ければ出勤数も少ないからです。
だから即効性があるといわれる『ヘブン』や『ぴゅあらば』広告は、敢えて避ける。その代わり、ジワジワと外堀から埋める広告を使う場合もあります。
次に大手ならどうでしょうか。ヘブンではSプランより上の『パートナー契約』。ホットポイントに至っては、イメージキャラクターに『せんだみつお』を使っていました。有名人にそれだけのギャラ払うわけです。
費用対効果は測定の使用がないので謎ですが、潜在客という意味ではプラスなのかもしれません(分からないけど)。
以上をふまえ、皆様に問題です。
現在成功しているデリヘルは、どうして成功したのでしょうか?
①『成功したから、広告費を注ぎ込めた』
②『広告費を注ぎ込んだから、成功した』
答えは②。『広告費を注ぎ込んだから、成功した』。
根拠はないけど勝負に出て、勝っちゃったんですよ。
ここで実例を挙げます。
新宿のロボットデリヘルさんは、既にスマホ時代にも関わらず、シティヘブンの雑誌広告1Pを掲載し続けました。
雑誌を見るのは業界関係者ばかりなので、もちろんペイできません。しかし業界から一般人へと口コミになって広がったのは、雑誌広告のおかげ。成功の大きな要因になりました。
自分の経験から語ると、また、世のエリート企業様を見てもそうですが、起業して売上げを大きく増やせる時ってジワジワ来ることは少ないんですよね。波が来る時って一気に来る。それは広告の要素も大きい。
もちろん効果の予測だったり、『広告を作る技術』は養えます。しかし広告はギャンブルであり、根拠なんてありません。というか、潜在客までの効果は測りようがありません。
広告に根拠を見出すくらいなら、大手風俗店はどんな意味があって掲載しているのか考えた方が宜しいかと思います。こうやって色んな視点で柔軟な発想をするのです。
広告の視点

『むやみに広告を打つのは違う』というご意見は、商売人魂のようで、実際に成功しているデリヘルの正反対の考え方です。
少々きつい言い方すると、これはポリシーではなく、経験値の少なさかもしれません。
始めに『花王』の話題を出しましたが、小規模で経営している店と、既に名が通っている大企業とでは、戦略が違います。大手になれば、広告費削減だってありえます。
節約に課税はないからです。
税金を考えた場合、10万円収入増やすより、10万円節約できる方が貯まりますよね?
ところが中小企業様につきましては、リスクを背負わずボチボチやっても、不思議なことに上がるどころか下がっていきます。恐いもの知らずでイケイケでやっていた頃の方が売上げあったな的な。長年経営された方はそんな経験ないでしょうか?
ついでにいうと、わたくしがコンサルして最も成功率が高いのは、昔は良かったけど時代の波に遅れてしまったり、方向を見失った間におかしくなってしまったケース。
こういった店舗はもともと1回は成功させているので、ガッツとセンスはあるわけ。最初は懐疑的でも手応えが出てくると死ぬ気で頑張り出します。
金の競争だとヘブンネット(特にSプラン)を嫌う方もいると思います。確かに集客面に関しては元が取れず、コスパが悪い。
— 福崎小太郎 (@kotarofukuzaki) 2017年7月26日
ところがその他の効果を考えると・・・価値がないわけでもない。そこが広告の奥深さなりよ。
本日の格言
リスクを犯さなくても結局ダメになるんだなぁ。