仕事のセンスって何なのよ?(大金を掴める人ってどんな人?)

ホリエモンの本にこんなことが書いてありました。
会議中に食べる物を若い部下に買いに行かせたそうです。すると、買って来たのがコンビニのサンドイッチ・おにぎり・ペットボトルのお茶。
それを見たホリエモンは・・・
『なんでサンドイッチなんだ。会議にサンドイッチとペットボトルのお茶を買ってくるようなヤツは、まず使えない。』
だそうです。センスがない、勘が悪い人は工夫をしない。いや、そもそも興味が無いので工夫もできない。これでいいだろうと物事を安易に決めるっていいたかったのかと。
で、わたくしはどう思ったかといえば、まぁそうですよねって感じ。
たとえばファッションセンスは、色んな場面を想像して、自分にはこの服が似合うか否かをが頭の中で組み立て、適切な服をパッと選べることです。また恋愛センスとは、相手の女の子の表情や仕草・会話の内容で、
どういう行動をすればいいか予測できること。
もし適切なタイミングで何もしなければ友達のままで終わるし、本当のノーを見極められず、そのまま強引に突っ込めばトラブルにもなります。
逆にセンスがあれば、彼女の期待通りの強引さで、わずかに開いた扉に滑るように入っていくことができる。これが一種の恋愛センス。
では『仕事のセンスって何なのよ?』ってことを理屈っぽく語りたいと思います。『いつか一旗揚げるぜ、ビッグになるぜ!!』と思っている皆さん、大金を掴める人ってどんな人なのか分かるかもしれませんよ(笑)
天才の頭の中

アメリカの映画産業、いわゆるハリウッドは全世界の市場に直接売り出すことができるので、膨大な制作費をかけることができます。そして、最初から大まかな原型を作るのだそうです。
それを実際に見て、ああでもない、こうでもない、ここが悪い、ここを変えると面白くなる・・・と試行錯誤をしていき、シナリオや表現などを調整し、最終的に完成品を作り出していく。
では日本の映画産業はどうでしょうか。
スタジオジブリで働く宮崎駿の息子さんが、これだったら『天才』は必要ないと言っています。こんな膨大な費用がかかる方法は、日本ではできない。これに対抗するには、1人の天才がいればいい。
つまり仕事の天才というのは、試行錯誤をしなくても頭の中で『どんな物が売れるか設計できる』人なんですね。
天才=格安で売上げを作る脳
アメリカの映画産業は、ほぼ完成形を作り、面白いのかどうか、ほとんど答えがわかるような状態にしてから映画を作り始める。作った物が売れるのかどうか、それは売ってみれば誰でも分かりますよね?
料理を作れなくても、出てきたものが美味しいのかどうかは素人でも判断できることと同じです。
当然ながら失敗も糧になります。わたくしのような凡人は失敗を繰り返し、『他人の気持ち』がだんだん分かってきました。いわゆる顧客目線ですね。しかしそれには結局無駄金になったことも多かったし、時間だって使うはめにもなりました。
宮崎駿さんのような天才は、何億円もかかるようなシミュレーションを、頭の中でできてしまうのです。だから安くで利益を叩き出せるわけ。
仕事のセンスって何なのよ?

天才をセンスと置き換えると、これがあのとらえどころのないセンスのことだと思いました。
たとえば出世のセンスなら、上司をよく見て自分なりに解釈し行動することで『コイツは勘がいいな』といった評価を貰えるのであって、下手に我を出そうとするから出世が遠くなる。
マーケティングセンスなら、こういったサービスを売れば多くの人が喜ぶだろうな・・とか、こういう角度から表現すれば面白いかも?と
実際に始める前に頭の中で予測できる。
一発で成功できる方って色んな選択肢から適切な物を選べるし、何をしたら何が起こるのかが普通の人より正確に計算できるのです。
で、こう書くと『だってアイデアが無いし』とよく言われるのですが、風俗に関しては既に十分過ぎるサービスがあるわけで、それを組み合わせたりすることで1ヵ月1000万円程度であれば工夫次第で可能なんですけどね。
まぁ、今の時代スマホが普及し、風俗店もネットを使って求人も集客も格安で行えるわけですが、ネットって誰にでもチャンスがあると思いきや、むしろ貧富の差を拡大させることを気づくのもセンスってことですよ。
本日の格言
優秀な人とは、自分で金を稼げるか、人が金を稼ぐのを助けられる人。