男には理解しにくい風俗嬢の感情的コスト

アップルがMacを開発した時、ライバルのIBMは少なくともその100倍の研究開発費を投じていたように、風俗での成功はいくら金を使えるかなどほとんど関係ありません。
もちろん最低限度は必要だとしても、大切なことは知恵。そもそも食料が溢れている現代社会において、人々の悩みのほとんどが金より人間関係だということからも明らかです。
そしてこのブログが今まで明らかにしてきた女商売の本質は、風俗嬢を愛するといっても『愛情』とか『守る』などの曖昧な形ではありません。もっといえば、風俗嬢に大金を稼がせることでもありません。
何度も申し上げてきたように、息を吐くように美しい嘘を重ねること。鮮やかに演じ切ることです。
嘘でもいいから女の子を喜ばしたり安心させる。『すごいね』『可愛いね』と偽りの優しさなどの表面的な形式をしっかり押さえること。
女性経験が多い方には理解して頂けると思いますが、本当の優しさは重々しく受け止められることが多いのに対し、偽りの優しさは
嘘を上手く操れる男
だと認識される意味でも、女子が膣キュンしてしまう要因になる。反対に嘘が下手だと無能な男と判断される。
性格の良し悪しがモテとは関係ないように、これは女という生き物の仕組み自体がそうなっているので仕方ありません。
女を扱う『下地』を身に付ける

わたくしは知り合いが多いわけではありませんが、自分の周りや仕事の関係で見てきた中で、頭の良さというか、勉強ができるかどうかが風俗経営において素晴らしい結果に結びついていると感じたことはありません。
一方で、女の扱いのセンスがある人々は一様に素晴らしい結果をもたらした共通点があります。そしてそれぞれに女を扱う『下地』が備わっていました。
風俗という人気商売で必要とされている2つの下地は、『最低限の見てくれ』と『コミュ力』でしょうか。
たとえば初めて会った女子とカフェでお茶しながら2時間お互いが沈黙になることなく会話を弾ませ、続けられるような男。
これが自分のタイプの女子だったり喋ることが得意な方は一般人にもいくらでもいるでしょうが、『どんなタイプの女子でも!』という条件を付けるとガクッと減ると思います。
もちろん以上のことは、風俗経営において成功する絶対条件ではありません。自分が出来なければ誰か代わりを見つけて店長にすればいい。
ただしそれが出来ない場合、経営者自身に女を扱う『下地』は必要条件になります。そして効率的に最小限のリスクで最大限に儲ける錬金術でもあります。
人は人のいうことを聞かない

女を扱うということは、ある意味、支配することになるのですが、そもそも人は人のいうことを聞きません。また人は人に指図されることが嫌になります。
だから人を支配するには『金』か『暴力』か『カリスマ』しかないと歴史が物語っている。しかし自分はイケメンでも金持ちでもなかったので、どうすれば自分の期待通りに動いてくれるのかと知恵を絞ります。
その1つが、自らの意思で行動しているかのように仕掛けることです。
店側の思惑としては、残業して欲しい、出勤して欲しい、写メ日記を更新して欲しい。女の子もやればやるだけ自分の利益になるのは間違いありませんが、同時に『感情的なコスト』も発生してきます。
私のカラダを心配していないんじゃないか?
ボロ雑巾のように扱われてるんじゃないか?
どうして写メ日記を書かなきゃいけないの?
これは風俗嬢さんに限った話ではありません。女は誰しも躁鬱病みたいなもの。一般的な恋愛でも似たような展開になります。
そこで表面的な優しさが必要になる。『今日は女の子が少なくて残業して欲しいけど、カラダのことが心配だし・・』と。あたかも本当に心配しているフリをしながら
感情的なコストを取り払っていく。
そして、こちらの要望を自然な形で自らの意思に変えてもらう。日々の営業でも求人でも、ジメッとした雰囲気にさせてはいけません。だから求人では余計なことを言わない。時に感情的コストに繋がる部分は、お金という利益すら上回るからです。
以上のこと全ての行為は、自分の野心のため。
ここで勘違いして欲しくないのは、自分の野心のために女の子に害を与えようとしているわけではありません。
ただ、年頃の女の子たいして本当の幸せをまったく考慮しない、というだけ。まぁそもそも幸せとは何だ、と突き詰めて考えていけば、脳内で起こる生化学的な反応に過ぎませんがね。
本日の格言
女は誰しも躁鬱病みたいなもの。