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当日欠勤の深層心理と経営における適切な諦め方

当日欠勤
わたくしへの仕事依頼は、大手様からほぼほぼ来ず、中小企業様の依頼が9割でございます(お断りしているわけではございません)。

小規模デリヘルの問題が、風俗嬢さんの当日欠勤。毎日の売上げが敏感になるので悩ましいですよね。




急な生理で・・・

みたいな当日欠勤は仕方ないにしても、出勤数が少ない店で欠勤を繰り返すキャストさんは目立ちます。さらには欠勤が重なっちゃうと開店休業になったりもします。

では大手の場合はどうなのか。在籍キャストが多くなれば、『当欠が続く女子って、実はそんなに多くないんだなぁ。』なんて実感が湧くようになります。

小規模店だから目立つだけであり、今は悩みの種だと思いますが、当欠問題を深く受け止めるより・・・


在籍を増やすことに集中されるべし!


なんて言っちゃうと先に結論が出てしまいますね。今回は当日欠勤の深層心理(生物学と心理学の問題)と適切な諦め方ついてご説明しようと思います。





当日欠勤の心理(生物学)

疑似行為
女性は風俗で働くことを嫌がります。どうしてでしょうか。

人間の行動原理は『子孫を残す』ことになるのですが、男と違って女子は不特定多数の遺伝子を残すことを拒みます。遺伝子を残すとしても、基本的には特定の男だけ、という条件が付きます。

キャバクラの枕営業はお金のために寝るとはいえ、自分で男を選べます。しかし風俗は自分でお客を選べません。そのため、不特定多数の遺伝子を残す疑似行為になる、といえます。

風俗は女性本来の仕組みからすれば受け入れがたい仕事ではございますが、時に受け入れてしまうことがあります。生存のためだったり、欲望、精神的なことが理由ですね。

そうやって始めた風俗も、すぐ辞める子、人間の適応力で続けられる子、こちらに分かれてきます。

風俗には源氏名があるように、上手く仮の自分になり切れる器用な子は続けられるしまじめですよね。ところがです。


仕事だと分かっていても、上手く割り切れない子も出てくる。


正確に言うと、割り切れる日と割り切れない日がある、という感じでしょうか。稼ぎたいんだけど、今日はどうしてもムリ!!みたいな。

多くの女子は店や仕事をナメているわけではありません。ちゃんと出勤さえすればナンバーに入れるような子もいます。ただただ、出勤時間になると行きたくなくなるだけ。

仕事とはいえ本来受け入れがたい行為ですから、一言で『いい加減な子』といえるかどうかは難しいのです。





心理的強制を避ける(心理学)

不正出血
当日欠勤にはもう1つ理由があります。それは『強制』です。人間は強制を嫌います。強制から逃げたくなるし、逃げることが得意です。

そして面白いところが、強制しているわけじゃないのに無意識レベルで強制的なプレッシャーを感じているところです。

例えばわたくし達はキャストさんの自己申告で出勤日を決定します。無理に出勤させようとすることもなく、基本的には予定に合わせます。

なのにどうしてでしょう。

出勤30分前に『休みます』のメールが届く。突然連絡が取れなくなる。欠勤理由が、想像の斜め上をいくレベルだったりもします。時には親族が死んだことにもします。

これにはある種の『心理的強制』が影響しているからです。『行かなければいけない』『休んではいけない』と思うことによって、他人から強制されているわけでもないのに・・


勝手に強制されていると感じ、自分自身で追い込んでしまう。


そして色んな言い訳を考えつく。こちらも強制を避けている証ですね。

さらには強制を避ける力が強いがゆえに、起きたら頭痛がするとか、不正出血とか、身体への症状が本当に出てくる場合もあります。





余計な嘘を付かせない優しさ

ゆるい
キャバクラでは、遅刻・当欠を減らすために独自のシステムがあります。

多額の罰金が下されるのは、資本主義をフルに使った『遅刻』させない強制的なシステム。ただしデメリットもあって、やっぱり入れ替わりが激しくなる。

わたくし個人的な当日欠勤の考え方としては、『都内一ゆるい店を目指す!』みたいな感じでしょうか。もちろん、これが得策とは思いませんよ。

『ゆるい店』というのは、当欠可能だから長く働く確率が増えるし、簡単に当欠できるから余計な嘘を付かせない優しさもあります。


接客以外のストレスを限りなく減らす


みたいな。ただしあっさり当欠できるので、説得すれば出勤できる場合でもそのまま休んでしまう、というデメリットもございます。

店長が仕事が出来るのであれば、なぁなぁになってナメられることは少ないと思いますが、お客からの信用をカバーする電話番の器量だって必要。

このように何が正しい方針なのか判断が難しく、経営者や店長のスタイルだってあるでしょう。わたくしも本音をいえば店長に頑張って欲しい。

しかし仕方のないことは、適切な諦めも経営には必要です。そして遅刻や当日欠勤に厳しい対処を行うにせよ、本質だけは分かっておいた方がより良い対応もできるかと思います。





当欠問題でエネルギーを使わない

エネルギー
じつは、当日欠勤を限りなく改善する手法は『人を動かす』という意味で存在します(ハマればですよ?)。

簡潔に説明しますと、1つ目は『ストッパーを外す』といったこと。自分がコンサルする時にもたまに使いますが、出来ないと思い込んでいたことを徐々に可能にさせるテクニックです。

もう1つは、お互いの欲望を心理テクニックを使い、人間のポテンシャルを引き出すことになります。おそらく皆様が思っているよりずっと


人間のポテンシャルって高いんですよね。


たとえば欠勤理由に様々な嘘を生み出せるクリエイティブな部分。恋愛に関するパワー。ホストの売掛けにあらゆる手段を探し、金を集める部分とかって凄いじゃないですか。

一見、おバカに見える子だってある部分では能力がありますし、我々としてはその能力を接客に向けて欲しいわけです。

当日欠勤を減らすには手間も掛かるし、話術も必要。よっぽど美人であれば行う価値があったとしても、全体を考えると経済合理的とはいえません。風俗に限っていえば、キャバクラみたいに個の力で一晩に青天井の売上げを叩き出せるビジネスモデルでもありません。

ということで、割り切る部分は割り切って、新規に力を注ぐ方が賢い、といった結論になってしまいました。わたくし個人的には、当欠問題で『エネルギー』を使わない、みたいな感じ。

だって『稼ぐ為には〇〇しなさい!』みたいな話は、理屈の上ではその通りだとしても、女子は(男もだけど)本質的な部分を見ないし、論理的に説得しちゃうと続かないんだもん。それが分かっちゃう子は誰に言われなくてもやっちゃいますしね。





本日の格言
人は強制を避けたいし、避けることが得意。





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