デリヘルが儲からないなら壊せばいいじゃない(少子高齢化対策)

コロナ一時給付金で客足が戻った店舗もあったのではないでしょうか。
問題はこれからですね。不景気になると求人が活発化されるものですが、全国的に動いている感覚はありません。風俗より打撃の大きかったキャバ嬢さんは何処に行ってしまったものか・・
経済はそのうち回復します。
日本って何だかんだ這い上がることに慣れている、といいますか、戦後から困難な状況があっても回復してきた実績があります。
実績がある事実は重く、景気は戻るには戻る。しかし風俗産業に次に待ちうけるのは皆様ご存じのように『少子高齢化』。
状況はとっくに進んでいますし、進んでいながらも風俗店は増え続けた。人口は減り続けるのにアパートどんどん建築していくみたいな感じでしょうか。それでもですよ、少子高齢化が始まりつつも利益を出せてきたのは
皆さんが頑張ったからです。
風俗の悪しき部分を改善、健全化し、顧客満足を高める。他店と競い合いながら成長していった。ヘブンを見回してもそれぞれの店舗、キャストさん含め頑張っている感が伝わる。
しかし個々の頑張りも限界があります。
頑張っても風俗ビジネスが根本的に儲かる仕組みではなくなる。だって人口は減り続けることは分かっているわけで、全体的な店舗当たりの売上げは下がり続ける。そうなると働けど働けど楽になりません。
お金の無い場所でいくら頑張っても仕方ない。また来るべき状況に向けて最適化することもマーケティングです。
現在の状況をプラスに捉えるなら、将来を見据えてお金がある所を探してみる。そして頑張りが結果として出るように『成果の見直し』を考える良い機会かもしれません。
破壊者が日を浴びる

店舗ごとに状況が違いますし経営者の考え方も違いますが、不景気時に行うであろうパターンがあります。
1つ目は『身を軽くする』パターン。
掛かる経費をゼロから徹底的に見直す。売上げに繋がらない部分を削減していく。広告含めどこまで削減すればいいのか判断は難しくもありますが、既に実施している店舗さんも多いかと思います。
2つ目は『麦わら帽子は冬に買え』パターン。
投資の格言ですね。不景気で安くなった時に投資して種を蒔きましょう、というもの。業界全体が売上げが落ち、広告や出店などの投資に躊躇している中、ここぞとばかりに攻めの戦術でシェア拡大を狙う。
口で言う分には簡単ですし、外しちゃうと損失はデカいので、おススメしているわけではございません。もちろん格言があるくらいなのでリターンは強烈。
3つ目は『破壊』パターン。
人間には作り上げる才能をもった人物。そして壊すことが得意な人物もいます。少子高齢化が進むことは分かっているので、今までのような利益は出せなくなるであろう。だったら風俗というビジネスモデルを自体を
破壊してみよう。
なんて感じでしょうか。好景気では軽視されていた壊す才を持った人物が輝きやすいのが今のような低迷期・混乱期なんですよね。
今と少し先の市場を考えながら、現在のデリヘルの形を壊し新たな分野に進出してみる。初めの一歩は厳しい運営になるかもしれないが、相応のリターンもあるかもしれない、的な。
新分野を開拓してみる

例えば『デリヘル+家事』というキーワードがあります。
・風俗と家政婦を結び付ける。
・お金を持っている高齢者をターゲットにする。
・未婚で1人暮らしの男性が増え続ける。
少し先の未来はお分かりだと思います。家事サービスを行うデリヘルも出てきました。可能性が高い分野ですし、これまでデリヘルを利用してこなかった客層も見込み客になる可能性があります。
お金がある場所に行く、需要もありそうだ、新分野に投資するこは素晴らしいことです。そして近い将来、誰か開拓するであろう。こちらを前提にしつつ敢えて申し上げます。
現在のまま、単純な足し算でデリヘルに家事を結び付けても上手くいきません。どうしてか?
娯楽的な魅力を感じない
からです。家事を手伝ってくれて、さらにはヌキもある。一石二鳥のサービスで世の中が欲しがっているもの。しかし真に顧客が求めるサービスはそこじゃないと個人的に思います。
感覚的な話になりますがこんな話があります。
インターネット創成期に巨大なNTTがどうして孫正義に負けたかというと、NTTは業務面を、ソフトバンクの孫正義は娯楽面を提供した。
『デリヘル+家事』は今後話題になるであろうキーワードの1つになるでしょう。ただし味付け(プロモーション)のポイントは家事でもヌキでもない。
ターゲットになりうる顧客は何を求めているのか。顧客はどこにお金を出すのか。家事が本質的な売りになるのではなく、家事は『あったらいいね』程度の感覚が顧客の声ではないでしょうか。
デリヘル+家事という新たな市場

優秀な店舗さんほど、効率的に運営して競争力を高めていきます。
規模が大きくなるにつれて生産性が上がりやすくなるので、大手になれば様々な面で有利に経営できます。そして大手を目指して欲しいとも思います。
ところが効率的から外れた部分もあります。
利益が低そうなビジネスモデルもそうですし、求人手法や広告、スタッフの労働など。優秀な店舗ほど効率的じゃないパターンを低く見積もってしまうことがあります。
これはうちのスタイルじゃない・・
と。不効率な部分を低く見積もり、効率に集中し過ぎたために衰退したのがアメリカの自動車産業。
マーケティング戦略から見た場合、売上げ拡大はあくまでも一部。もっと行うべきことは、事業や業種を細かく分け、その細分化された市場でトップを確立すること。
日本の風俗店でも新たな価値を作った小さな店が有名店になったケースは多々あるように、新分野の創造は小中規模店の方が向いています。
東京・大阪・名古屋のような都市部では『少子高齢化』を実感できないかもしれません。若い女子は昔と変わらずお金を使うけど、若い男子が使わない、風俗を利用しない感覚の方が強いと思います。
しかし東北や四国など、全国的には『少子高齢化』が進んでいる。
『デリヘル+家事』という新たな市場を考えた場合、少子高齢化対策になるかもしれない、風俗の枠を外してもいいかもしれない、ヌキは必要ないかもしれない、1回の単価は低くても定期購入(サブスク)によって月額ではまとまったお金を頂けて安定した収入を得られるかもしれない。
破壊に長けた人物が壊す。そして現在お持ちのノウハウを活かしながら、作ることに長けた人物が新たな市場を展開していく・・
織田信長
『肌が黒いとか嘘だろ、洗ってみろ!』
黒人奴隷
『・・ゴシゴシ』
織田信長
『ファッ!?ほんまに黒いやんけ、気に入った、家臣にしたろ!』
戦国時代に黒人を家臣にした実話です。
ノブナガさん、頭柔らか過ぎィィ!!!
本日の格言
壊す才の持ち主を軽視してはいけない。