こんな風俗求人広告は失敗する!

えー、わたくしが作る求人原稿に真実はほとんどございません。
ダミー店を掲載したり、給料設定変えたり、日給保証を謳っておいて支払わなかったり・・・。こういった正義の嘘も、残念ながら1年も経過するとネット上の口コミ(ホスラブ・爆サイ)で叩かれ始めます。
しかし、これを恐れていては商売成り立ちません。
ソープだろうが人妻だろうが、風俗にとって何より必要とするものはホスラブなんて聞いたこともない『純白のパンティはくような業界未経験者』です。間違っても、ホスラブや爆サイをくまなくチェックする風俗スレしたブラック人材が欲しいのではありません。
つまり、求人サイトと広告を1セットで制作する場合、養殖のブリみたいな経験者からの面接件数は減らしても、天然物のヒラマサ(風俗未経験者)を磯釣りでポンポン釣り上げることを狙えるデザインで作るのが基本です。
こんな風俗求人広告は失敗する

根本的なことですが、広告の場合は特に『ターゲット像』をはっきり仮定しないと成功の確率はグンと下がります。
たとえば『腕時計』の宣伝広告で考えてみましょう。
時計といっても売るターゲットは学生なのかサラリーマンなのか、それとも成金に買って欲しいのか・・・。それによって見せ方は全て異なります。
こうしたターゲットを全く予想しないまま、具体性のない広告は無意味です。
これは時計に限らず求人やサービスでも同じ。ただ、大半の方はここがきっちりとできません。できる方は既に成功しています。
風俗求人情報サイトを眺めれば分かると思いますが、世にある多くの求人広告は間口を広げ過ぎです。時計の例でいうと、学生にも成金にもウケる時計を作って売るようなもの。そんなの無理です。
わたくしが現役時代は、それぞれ見せ方の違う2種類の求人サイト・求人広告を制作していました。いわゆる、未経験者用と経験者用です。

もちろん、メインは未経験者をターゲットにした広告です。
ベテラン嬢でもいいからとにかく在籍数を増やしたい、女の子を入れ替えたい時にはサブ広告も入稿!前回の記事に掲載した【体験入店特別特典6h85,000円】の広告は『給与額で釣る経験者向け』です。
このように、間口を広げたいなら一つ一つ広告のターゲットを絞って複数制作しなければ反響はありません。
広告の賞味期限

テレビCMでは、同じ商品であっても数ヶ月すると広告内容が変わります。これは広告の賞味期限によるものです。
風俗求人サイトや求人広告も2~3年で賞味期限が来ると思って下さい。たとえ、どんなに出来栄えの良い広告作っても、わたくしは2年で一からリニューアルしておりました。
又、ウェブの進化がめちゃめちゃ早いように、広告の進化も早いです。営業マンが使う『買わせる話術』は10年くらい使えますが、広告のデザインやキャッチコピーは進化が早く長続きしません。
何度も言いますが、求人広告で選ばれる店舗は各エリアで1つか2つ!残りの店舗は『くやしいのう、くやしいのう』と指を加えて眺めるだけですと申して本日の議題を終わらせて頂きます。
本日の格言
女はたとえ百人の男にだまされても、百一人目の男を愛するだろう。