JKリフレはリスクの割に儲からないと思う

JKリフレとは18歳未満の少女、いわゆる高校生ですね。その娘達を雇い、お客にマッサージさせ、利益を得る商売のことです。
JKリフレはデリヘルと違い直接エロを売らないので、現時点では法的問題はありません。最近の摘発のポイントは、下半身の部分を触る、パンツを脱ぐ、女の子に触る、こうなると問題になるとされています。
で、この商売を単純に考えると
■女子高生だから給与は安くて済む
■街で宣伝用の看板やビラが配れる
■マッサージ店なので、マンションで営業できる
■エロを売らないし、普通のバイトより高いので女の子が集まりやすい
規制の多いデリヘルと比べた場合、風俗では不可能なことが色々できます。これを見て、『JKリフレのビジネスモデルすげー!!!』『もしかしたら儲かる商売か??』と思った方、甘いです。
抜き無しメンズエステ店の実情

わたくし、風俗店の他に18歳以上のセラピストが男性客のギリギリのラインまでオイルマッサージする『ノーピンクエステ』を作ったことがあります。いわゆる、JKリフレの大人版だと思って下さい。
まず、非風俗エステは店舗を構えることができます。雑居ビルに内装入れて施術ルームを9つ、シャワールームを2つ作りました。
男性客はブリーフタイプの紙パンツに着替えてもらい、セラピストは水着に近い格好での施術。客単価は70分12000円に設定。
簡単に内容をまとめますと・・・
●うつ伏せになり、女の子の膝に顔を埋めて肩をマッサージ
●女の子が胸にお尻を付けて太腿をマッサージ
●乳首を丹念にマッサージ
意外とこういった生殺しが好きなマゾなお客さんは多くて(施術の後のシャワーでシコシコしているはずだが)、忙しい時期は1日40~50人の客入りがありました。
しかしです。客本数はそこそこありましたが、客単価の高いデリヘルに比べたら固定費が高い分、儲けは全然少なかった。
まずは店舗の家賃、これが高い。そして水道代、広告、リネン代。女の子の給与払って残った金額が、一番多くて月90万円程度。多くて・・ですよ。しかも、最初の敷金や保証金・内装費を考えれば純粋な利益は雀の涙程度。
これ一本でやっていたら、ごはんのおかわりできません。
JKリフレは儲からないと思う

JKリフレを経営したことないので、ここからは想像です。
キャバクラは高いボトル。SM店は高いオプションがあるので客数に関係なく利益を出せますが、こういった客単価がある程度決まっている、そして客単価が低い店は回転率が命です。
回転率が重要なのに、お金が少ないマッサージ店は回転させる為の部屋数を確保できません。そうなると、その日暮らしの生活はできても、忙しい年末でも部屋数に限りがあるので爆発的な売上げは見込めないのです。もちろんJKリフレのも『裏オプ』というものが存在しますが、
やはりどこの店も客単価は安く設定されていますよね。
デリヘルほどの儲けがないのに、警察の目の敵にされている『JKお散歩』『JKリフレ』をこれから開業するメリットはほとんどありません。それならまだデリヘルの方がよっぱどリターンが望めます。
もちろん、これを考えた人は素晴らしい視点を持ってます。競争が少ない出始めた時期はそこそこ儲かっていたでしょう。SEO的にも簡単だし。
そう考えれば、風俗もいかに新しいことを始めるか大切だと分かりますね。
あっ、もしこれからマッサージ店を開業したい方にアドバイスとしては、施術部屋に鍵は付けないこと。これだけで逮捕の可能性があります。
本日の格言
JKリフは、これからイバラの道を進むことになる。
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