スカウト会社に頼ってはいけない3つの理由

『どうしてスカウトマンを使っちゃダメなの?』
『女の子が働いた分だけスカウトバック払えばいいし、何よりも女の子が集まるからいいじゃん!』
なるほど。『スカウトを憎んで女の子を憎まず』という考え方ですね。わかります。
求人制作なんて面倒だし、そもそも求人なんてならないよ。そう考える御方は、スカウトマンの連れてくる女の子を積極的に採用すればいいと思います。
しかし商売人であれば、少しでも利益率を上げたいと思うでしょう。それにはスカウトは極力控えるべき。
これはお金に関してだけではありません。スカウトバック以外でも、スカウトからの入店はそれはそれで労力使うことになる。
そして何より、求人媒体で応募してきた女の子と、スカウトマンが連れてきた女の子では決定的な差があります。
ではどう違うのか、説明していきましょう。
女の管理がしにくい

仕方のないことですが、スカウトマンが連れてきた女の子はあくまでもスカウトマンの物になる。
どうしても頼る相手は担当スカウトになりますし、全ての愚痴や悩みはスカウトに向います。つまりスカウトマンが連れて来た娘は、日本人の美徳とされる
愛社精神が低い
我が国の高度成長期を支えてきたのは、従業員に会社へ対する愛があったように、貴方が作ったデリヘルの高度成長期を作るには女の子の愛社精神が必要になる。
オープン当初を振り返ってみて下さい。
最初から稼げるデリヘルなんてなかったわけで、それでも出勤してくれたキャストは、少なくとも店に愛情があった。だから暇な日が続いても出勤してくれた。
ところがスカウトマンの連れてくる女の子は、愛しているのはお店じゃなくてカウトマンです。
スカウトの為に稼ぐ、という女の子が大多数。そういったキャストが大勢在籍すれば、売上げがあがりにくい経営体質になるのです。
スカウトマンにまで気を使う

質の良い女の子をちょくちょく連れて来てくれるなら、商売人のわたくしとしても率先してペコペコします。接待だってします。
ところがスカウトが質の良い女の子を連れてくる店は、とにかく稼げる一握りのデリヘルだけ。その他には質の良い女の子を流しても損してしまう。つまり並~低レベルなら連れて来ていいよ、程度しか思ってくれません。
スカウトメインで女の子を揃えている店舗は、たいした女の子じゃなくとも常にスカウトにペコペコしなきゃいけない。
だって求人広告で女の子を集められないんだもん。スカウトマンが連れて来ないと店が回らないわけですから、おのずと店側の立場が下になります。
しかも女の子が手を抜いて接客していると判明しても、スカウトの顔色伺って簡単に辞めさせられない。こんな感じでいずれにせよ余計な労力が掛かるのです。わかりますね?
なんでもアリのスカウトマン

スカウトマンにリスク管理なんて存在しません。
実際にあった出来事でいうと、高校中退した17歳の女の子を住基カード偽造して面接に連れてきたことがありました。その時は気がつかず入店させたのですが、後日その子と話している中で実年齢が発覚し辞めてもらいました。
風俗店で未成年の雇用はヤバいです。
初犯なら実刑になることは稀ですし、罰金も大した額じゃないですが、店を潰さないといけなくなります。特に同名義でいくつか経営している方は全てがオジャンになる可能性だってある。
それがたとえ未成年だと知らずに採用しても、そんな筋道は桜の大紋様に通用しません。
というわけで、スカウトマンがもうちょい頑張ってくれれば・・・。
いや、がんばんなくてもいい、絶滅してくれ。
本日の格言
ハイリスク・ハイリターンだけど、リスクが高すぎる場合もある。
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