風俗嬢さんのことをあれこれ言う前に貴方はどうでしょう?【下編】

わたくし、初めて風俗に行ったのは21歳。歌舞伎町にあるストロベリージャムという店舗型ヘルス。
その当時は右も左も分からないお嬢ちゃんのような僕だったので、風俗店には怖いお兄さんがいっぱいいるものだと思っていました。
これが一般的人から見た風俗店です。
現在は昔と比べどの店舗さんも接客が良くなっていると思います。けれど一般企業からすればまだまだ低レベルな接客を続けている。
まぁ、風俗業は特殊な仕事で女の子を守る為に『客にナメなれたらダメだ精神』が今でも存在してますが、そんなこといちいち気にしている店舗ほどお客は入ってないものです。
接客が良ければもう一度チャンスをもらえる!

以前、接客の仕方は『デートで使ったシティホテルで学びました』と書いたように、お客との電話対応や対面接客はホテル並みの接客を目指していました。
丁寧な言葉使いは勿論、従業員の服装からお辞儀の角度、箸の上げ下げ、トイレの紙の使い方まで・・・。ここまで徹底するには意味があります。
例えば、新規客が来店し男子従業員が受付や電話で接客します。この対応が良ければ女の子との相性が合わずに多少がっかりして帰っても、
次回もう一度チャンスをくれたりします。
しかし、いくら女の子のサービスが良くても男子従業員の接客が悪ければ次回はありません。
飲食店でもそうです。味は普通でも店員さんの接客が礼儀正しく愛嬌があればまた来店することもあるが、よっぽど美味しい店は別として、多少味が良くても店員の接客が悪いと次回はないのと同じ。
こう考えると、店の女の子は頑張っているのに男子従業員のせいでお客が来ないとかアホです。
しかも、女の子は男子従業員の『接客の悪さ』をお客に指摘され、それをいちいちフォローしなくちゃいけない・・・そりゃあ、女の子もストレス溜まるわけです。
女の子の事を言う前に貴方はどうなんですか?

商売の本質は『いかに楽して儲けられるか!』だと思います。なので、マニュアルというものが存在します。しかし、楽して儲けられないから皆努力するわけで、マニュアル作りも努力の塊みたいなものです。
ひとりひとりのお客を大切にするなんて、普通に考えれば接客業として当たり前の話です。忙しすぎて丁寧に受け答えできない店舗なんて日本で数店しかないはずで、利益が欲しいなら女の子の接客より男子従業員の接客が良くするべき。
それが例え、お客にナメられようがいいのです。女の子から苦情が多いようなら出禁にすればいいだけの話。簡単です。
中にはひやかし客や値切り客もいるでしょう。『兄ちゃん、ちょっと高いよ!もう少しまけられないの?』そう言われてムッときたりイライラしているようじゃダメです。
『自分が社長だったら値引きしたいんですけど、値引きしたら僕怒られちゃいます。頭ポリポリ。。』
この程度の受け答えできない店員に『店の女の子が指名とれない』『ヤル気が無い』なんて語る資格はないですぜ。