店長諸君!さぁ、お金を使う喜びを与えるのだ!

わたくしのデリヘル経営哲学はというと、顧客満足の結果として対価を頂くというコテコテの原理主義者です。
『お客を騙してでも儲ける!』なんてどっかの詐欺師のような考えではなく、時間と手間をかけてより良いサービスを提供する。その積み重ねが利益になる。こういった美しいものです。
しかし、実際のデリヘル経営は正しいことだけで通用するものではありません。特に求人広告や女子管理では嘘に嘘を重ね、いかに女の子を丸め込めるかという技術が必要になる。
そう、利益をあげる為には・・・
毎日が泥水をすするようなものです。
例えば、『風俗嬢に計画性を説いても無駄だである!』と述べたように、普段の出勤時に『貯金してる?』『無駄使いしちゃダメだよ!』なーんて善人ぶって正しい事を言っていたら、ただの口うるさいオッサンです。
それよりいかに稼がせるか。そして、いくら使わせるか。これが風俗店員の仕事といっても過言ではございません。
お金を使う喜びを与えるのです、隊長!

お金を使わせる快感を与える・・・これはもうホストの常套手段ですね。
多くの風俗嬢さんは、お金が無いと働く気にならない。お金を使う快感に支配されていなければ出勤しない。
借金に追われた方が力を発揮するように、後ろから鞭でびしびし叩かれながら、前にニンジンぶら下げられ、全力で走り続けなければ死ぬっていうぐらいの毎日にさせないと人間は動かない。
だから、デリヘル経営に『貯金』なんて単語は禁句。
美容室行ったら褒め。ネイル行ったら褒め。ヴィトンのバックを買ったと聞いたらお祭り騒ぎ!とにかくお金を使うことに褒めまくる。そうやって、お金を使いたくて仕方ないようにする。
『女の子はお嫁に行ったら買いたい時に買えなくなるじゃん??』
胸に手を当てて当時を振り返ると、わたくしもこんな感じで店の女の子を無駄使い大魔王にさせておりました。。在籍していた多くの風俗嬢さんは、きっと買い物している瞬間は脳からアドレナリンがプシューッ!!!と出ていたことでしょう。
デリヘル運営でのセンスとは?

全ての法則に例外があるように、『貯金』とういうキーワードを使う場合もある。
これはもうありきたりの口説き文句なので記事にするほどでもありませんが、未経験者への面接時なんか『1ヵ月で50万円くらい貯まるから期間限定で頑張ってみようよ!』なんて、爽やかな笑顔で心にもない嘘を付くこともありました。
もちろん、入店後は『自分磨き』という名目でさりげなく無駄使いさせます。強引に『使え使え!』じゃないですよ?あくまでさりげなく。何事でもそうですが、女にモテる・女を扱える男とは
自然な流れで自分のペースに持っていけるのだ!
この自然な雰囲気を出せるにはセンスが必要ですし、このセンスが男子従業員の中に最低1人は存在しないとホテヘル・デリヘル経営はまず成功しません。
そして、このセンスを磨き実用化するにはキャバクラという欲望と欲望がうずまく空間で修業するしかない・・・こう申して本日の議題を終了とさせて頂きます。