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北陸の1人デリヘル経営者の10年の物語(堅実経営の失敗例)

個人経営
10年の期間を1人で運営している社長さんが、北陸地方にいらしゃいます。

個人経営というのは珍しいことではありません。大手グループ店を除けば、おそらく半分近くの風俗店は1人や2人で運営しています。

この社長も、そして長年1人で経営されている社長さんも、1人経営を好きこのんでいたわけではございません。飛躍するチャンスはあったし、個人経営を脱出するチャンスもあった。チャンスが全くない場合は、2年と持たないからです。

一時的とはいえ『このまま成長していけるんじゃないか・・』そんな手ごたえはご本人にもあった。少なくとも3度のチャンスがあった。

今から9年前、勉強熱心だった社長は自力で求人サイトを作ります。

見事に検索上位表示され、応募があった。求人が増えて少しづつ稼働し始めた。利益が出て、このまま軌道に乗りそうな感触があった。

欲望の少ない社長は豪遊することなく、高価な品を購入することなく、ぴゅあらばだけの最低限の広告費しか使わず、利益のほとんどを貯蓄に回した。


彼は質素で真面目なのです。


ところがグーグルの検索仕様が変わってしまった。バニラが上位表示され、そして次にガールズヘブンが上位表示される。現在においては、求人ポータルサイトが上位を独占してしまう。

社長が作った求人サイトの検索順位は下がり、応募は激減。

検索結果からの応募に『成功体験』があった社長は、再び上位を目指し日々SEO対策に取り組むことになります。

しかし勉強しても、2年間サイトに手を加え続けても、上位表示を回復するには至らない。

小さいデリヘルだった店は、社長が熱心にサイトを改良している間、1人、そして1人とキャストさんが辞めていく。求人が来ないので電話が鳴っても案内できない。そして顧客は離れていく。

悪循環から抜け出せることなく、最初の店舗は潰れました。





地に足を付けた経営

ウェブ広告
SEO対策での求人を断念した社長は、新たな店舗を作り、バニラなどの広告媒体で求人を集めようと考えます。

―新店舗―
■ニッチ
■ソフトサービス
■割安感

求人広告は予想以上に上手くいきました。爆発的に・・とまではいえませんが、若く可愛らしい女子が集まったのです。

キャストが増え、他店にはない業種、巷のデリヘルよりも割安な価格設定ということもあり、顧客が集まりだします。そして1日15人の来客がある日も出てくるようになりました。

大手からすると『たった15人・・』かと思われるかもしれませんが、1人経営では満足に飯を食っていける数字。

いえ、そのくらい利益がでれば男子従業員を雇ったり、広告プランを上げて店舗を成長させることだって可能です。


しかし彼は慎重でした。


従業員を雇うこともぜず、広告によって拡大することもしない。まずは現状維持が大事だ。リスクを追うにはまだ早い。地に足を付ける時期だ。このまま求人が増えれば、いずれ拡大すればいいだろう・・と。

ところが社長が思うように物事は進みません。





キャストを守る正義

北陸地方
ソフトサービスでニッチな業種、顧客単価の手頃さで顧客の食いつきは良かった。最初から集客に困ることなくスムーズに運営できたように見えた。

しかし地方都市の需要を考えると、顧客を絞りすぎたシステム。

求人応募が増えると需要と供給のバランスが崩れてきた。出勤に対して顧客が追い付かない。稼げないキャストだって多くなる。1日数千円、1日の稼ぎがゼロの日も珍しくありません。

キャストの稼ぎを改善するには、2つの方法から選ぶ必要がありました。『ターゲット層を広げる』もしくは『業種の違う新店舗を作る』。


ところが彼は現状維持を選んだ。


システムを変更することで求人が減るのではないか。いや、そもそもハードサービスをさせたくない。クンニや指入れだって嫌だ。客層が悪くなる。

今まで客層を良くするために良客だけを選んできた。悪客とは言い争いになったこともしばしばある。どうしても一言文句いわないと気が済まない。客層が悪くなっては、求人どころか在籍しているキャストも辞めるだろう・・。


彼の正義は女性を守ることでした。


顧客には『しっかりとしたサービス』は提供したい。そのためにマニュアルを作り、新人キャストに指導する。女性はマニュアル通りに接客することに長けているはずだ。

顧客満足を高めれば来客は増えるだろう。真面目に経営していけば、お金は後から付いてくる。出勤が多くても、1日2万円でいいから稼がせてあげたい。

だからといって、内容にそぐわない過剰サービスは絶対に許さない。お金よりもルールが大事。少しでも過剰サービスを求める顧客は徹底して排除する。過剰な接客をするキャストには注意する。

とにかく自ら作ったルールで運営したい。

だったら広告で集客すべきか。いや待て、ヘブンネットCプランをAプランに変更して費用対効果はどうなんだ。うちの利益率は高くないぞ。プランを上げて失敗すると、数十万円が無駄になってしまう。やはり慎重になるべきだ。

彼は自分の経営判断が間違っているのではないか・・と気づく場面がありながらも、信念を貫いたのです。





堅実経営の失敗

堅実経営
間もなくして『あの店は稼げない』という情報がポツポツと出てきました。

稼げないキャストさんは辞めていき、求人も減り出します。広告を全面改良して一時的に応募は増えましたが、長くは続きません。

真面目に経営していたおかげで一部の固定客はいても、良客に絞り、敵を多く作りすぎてしまった。顧客は徐々に離れ、稼げない情報が広がった。

お金よりルールや信念を貫いた社長は、あれだけ『ヘルス行為』を嫌がっていたにも関わらず、稼げなくなったキャストさんはスタンダードデリヘル店へ移籍してしまいました。現在では1日の出勤がゼロの日もあります。


この物語は実話です。


■真面目で質素な経営者
■地に足を付けた堅実経営
■徹底的にキャストを守る
■柔軟性より信念

良い意味で捉えるなら、真面目で堅実だからこそ続けられた。今では食いつなぐ程度の利益しかありませんが、新店舗の誕生から5年になります。

もちろん問題点もあります。

求人が増えても現状維持を判断した。色んな場面で顧客を絞りすぎた。女性を守る過剰な行動が、逆に退店を早めてしまった。風俗というサービス業にも関わらず、商売人ではなく職人気質であった。


社長
『どうしてだか、上手く噛み合わないんだ・・』


自然に店舗が成長していく場合って多くありません。成長するにはどこかで求人と集客を強引に噛み合わせなきゃいけない。

求人が増える努力をする。そして応募が増えるであろう予測を立てたら、思い切って集客広告にも投資する。無理やりにでも求人と集客を同時に噛み合わせなきゃいけなかった。もし失敗に終わったとしても必要だった。

社長の考え方は偏っているかもしれません。やや特殊な事例かもしれません。しかし参考になる部分は多く、風俗経営の難しさが分かると思います。

何かを得るには何かを失います。良かれと思った信念が悪い方向に行くこともあります。同じ過ちを繰り返してしまうと、立て直すことは不可能になります。

これが外国人であれば、どうせダメなら最後に一発・・といった発想になるのでしょうが、坐して死を待つのも日本人の美徳ですしね。仕方ないです。

社長はバカではございません。勉強熱心ですし、ご自身の間違いに気づいていた部分もあった。ただただ自分自身の呪縛や習慣から抜け出すことができずに時間だけが過ぎた。皆様のこれからの教訓になれば幸いです。





本日の格言
真面目さが生む悲劇は存在する。





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