風俗的文章が上手くなるコツ

日本は失われた20年で経済がめちゃくちゃ停滞してしまったわけですが、少ない予算で効果を出す『キャッチコピー』や『文章力』が生み出され、デリヘルでも、いや、デリヘルに限らず今や集客には文章力が必須になっています。
文章力というのは、コンセプトを建て、なにをいいたいのかを決め、どう表現するか想像しながら書きます。この力が無い人は『結局なにがいいたいのかよく分からない文章』になってしまう。
ところがだ、商売において文章はとても重要なものであるにも関わらず、『文章の書き方』を習う機会が少ない。又は機会を見過ごしてきた。
国語の授業は寝てたし、作文もろくに書いたこともない。大学の文学部を卒業した風俗店員なんていないだろうし、会社で文章を徹底的に学んだ人もいないでしょう。
趣味の文章か商売の文章か

そもそもデリヘル経営は商売なので、自分の好きなことを書き散らかしてお金を稼ごうと思っても無理です。路上で『僕の詩集買ってください』と座ってるお兄さんが実際にあれで飯が食えるかというと食えないのと同じ。
雑誌のライターだってみんな好きで書いてるわけじゃない。
車に興味がなくても詳しく調べて書くし、ラーメンが好きじゃなくても調べて美味しそうに書けます。これがプロ。残念ながら、わたくしにはここまでの才能はない模様です。
ところが幸いなことに、風俗店で使う文章は小説や一般的ブログを書くものとは全く別物です。
長文を必要としない風俗では『短く切れ味ある面白い言葉』と『豊かな表現』さえあればよく、この部分を上手くなればいいのだ。
風俗的文章が上手くなるコツ

わたくしが書き方の千本ノックをするとき、最初にやってもらうのが『出勤表に本日のトピックス』を毎日100文字程度で書いてもらうことです。
漫画のスラムダンクだって最初の画は下手だったけど、最後は凄く巧くなってるじゃないですか。文章も同じで上手くなるには毎日書き続けること。急がば回れ。
あと、面白い表現法を身に付けるには単純に『巷の話題』を調べたり、『お笑いのDVD』観たらいい(かも)。わたくしはそうしていました。ただし、笑いはオチャメに書くのがよろしく、下品系はNGです。
じゃあ、テメェはどう表現してるんだ!?
という方へ参考程度に・・・
『小顔』→『僕の半分くらいの小さい顔』
『巨乳』→『迫力のおっぱっぴ』
『M女』→『ガクブル系』
最近では本が売れないという現実があります。風俗のみならず、日本人全体の文章力の低下を意味するものでもあるから、逆にいえば他人に差を付けるチャンスかもしれないですね。
本日の格言
商売は才能じゃない、努力である!!!(たぶんね)