働かなくても金が入る仕組み【のれん分け】
起業、このブログ的にいうなら、デリヘルを経営する良さは何でしょうか。
せっかく裏稼業するんですもの、一時的に大金が入ってくる商売なんて美味しくありません。
いや、すみません。それはそれで大変美味しいのですが、起業するなら最低でもサラリーマンの3倍は稼げないとダメなので、ある意味当たり前ともいえます。
デリヘルを作る本当の良さというのは、『自分が働かなくても金が入る仕組みを作れる』こと。
わたくしだって働かなくても毎月決まった金額が口座に振込まれてきます。創業者利権ってやつですね。しもじもの生活レベルなら十分な金額です。
風俗経営を行うといっても、最終的にはここまでもっていかないと美味しくありません。自分が遊んでいても金が入って来るレベルまで持って来なければ、いつまで経っても労働者のまま。
ベンチャーの祖である『大川功』さんが残した言葉ですが、
儲かる仕組みを『チャリンチャリン』
毎月細く長く定期的に収入があってこそ、金持ち父さんになる。ウェブ制作だって、管理費という名目で毎月支払う制作会社がほとんどじゃないですか(自分の言葉に説得力がない時は人の言葉を使うことにしようw)
そこで今回は、自分が働かなくても金が入ってくる仕組み。デリヘル経営における『のれん分け』について書きます。正直、自分の反省の弁も含みます。
働かなくても金が入る仕組み【のれん分け】
フランチャイズを作ることも、ビジネスモデル的にはアリです。
自分が加盟する方じゃないですよ。他人から加盟金と毎月の利益をもらう仕組みは、お金のリスクが発生せずに儲ける手法。
しかし、わたくしはフランチャイズには否定的です。
金銭的なリスクがなく儲かるからといえ、自分が築いたブランドを他人に委ねるのは『信用の低下』といったリスクがある。知名度を売るとはデメリットもあるのです。
■リスクなく収入が増える
■知名度が上がる
■しかし、悪い意味で知名度が上がる場合も。
何でもそうですが、信用が金を生みます。求人だって最終的には店が繁盛すればおのずと増える。これはどんな広告にも勝る。これが信用です。一万円だって紙切れに価値があるのは、誰もが価値を信じているからでしょ。
だったら部下を育てて『のれん分け』した方がいいです。
そして毎月少しずつ収入にする。名義が違うのでリスクの分散になりますし、自分の考え方を叩き込んでいれば知名度を傷つける可能性も低くできるし。
本当の金持ちになれなかった理由
創業者利権があるとはいえ、わたくしが大金持ちになれなかった理由は『のれん分け』をしなかった。いえ、そこまで頭が回らなかったことです。
過去を振り返れば何度かチャンスはありました。癖があるけど仕事が出来る奴も入ってきたし、遅刻はするし協調性はゼロだけど、女を扱える奴もいた。
こういった独自尊我のタイプほど、ここぞという時の集中があった。売上げを叩き出せる力もあった。ところが・・・
出来る奴ほど店を辞めていく法則
飲食だって職人の世界だってそうですよね。会社にいる以上は安定するけどピンハネされる。それに最終的な決定権もない。
早く引退したかった自分は、店を存続させるために自分がいなくても運営できる組織を理想にしていました。
でも自分には人望が足りなかった。独立精神が強く社長を夢見ているのに、引き留めるだけの魅力が無かった。
もっと上手く見極め、育て、夢を見させ、のれん分けの話をしておけば、大金持ちになっていた可能性もあったかもしれない。まぁ自分にはそんな能力なかったけどさ~(苦笑)
リスクはしっかり取らせること
のれん分けを投資と考えた場合、開店費用の半分くらいは貸してあげてもいいと思います。でも全額はダメ。
人からお金をもらって作ると、仮に失敗しても責任を負うこともないので、本当の意味で自分事として捉えることは出来ません。
しかし自分の資金で立ち上げたら、
良くも悪くも全ての結果が自分に返ってきます。
『求人の仕分け作業』の記事なんて良い例ですね。社長が店に来なくなり、雇われ店長が運営するようになると、求人1本の重みを感じなくなる。
自分の金を使ったとしても慣れてくると感覚が麻痺してくるのに、人の金で広告打つんだから『仕分け作業』も当たり前ですわ。
風俗店員って貯金が苦手です。人生を謳歌するという意味ではそれも一つの人生なので悪いことでもありません。
しかし従業員の将来を考えた場合、積み立てしてあげてもいいかもしれません(性格だったり信頼関係にもよりますけど)。
風俗店員さんとしましては、現在の勤め先がしっかりした店で、社長が話の分かる方なら条件次第で『のれん分け』を目指すのもアリかと思います。のれん分けしてもらった後、軌道に乗せてから2店舗目を自分の作りたい店にするとかね。
そのためには、社長に愛される存在になりましょう。
フランチャイズは金儲けのために出来るけど、『のれん分け』は弟子への愛がないと出来ない。自分だけじゃなく、部下にも儲けさせてあげたいという
愛から生まれたビジネスです。
本日の格言
独立させたら一人の社長として見てあげること。いつまでも部下として見ると嫌われます。